河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

みんなの四字熟語

無念無想

四 字 熟 語 無 念 無 想 凡人は無我の境地にあこがれる。これを無念無想と言ってもよい。あらゆる雑念を無くし捨て去って、心の中で何事も思わない考えない、この心境である。本来は仏教用語だ。無念とは、私心や妄念を取り去り無我の境地に入った状態であ…

無為無策

四 字 熟 語 無 為 無 策 無はマイナスのイメージが強いから、悪口や批判にこの四字熟語を使うと便利である。具体的にあれこれ言わずとも、ズバリ、無為無策とこきおろせば、なんとなく誰もが納得してくれるからだ。 「政府の無為無策ぶりは何だい! 無為無策…

難攻不落

四 字 熟 語 難 攻 不 落 相手は城だ。とりででもイイ。守りが堅固のため攻撃しにくくて容易に攻め落とせない、これが難攻不落である。転じて、対人関係にも使うようになった。いくら口説いてもだめ、頼んでもだめ、意思が堅くてこちらの望みどおりにならぬ…

舌先三寸

四 字 熟 語 舌 先 三 寸 口先だけは達者で巧妙で調子よくごまかして相手をあしらう、そういう人を口舌の徒というが、舌先三寸はまさにこれ、実のともなわない上辺だけの弁舌を駆使する信用のおけぬイメージである。 「あいつは舌先三寸で世渡りををしやがる…

誠心誠意

四 字 熟 語 誠 心 誠 意 誠という字が、日本人は好きだ。 「至誠、天に通ず」とか、「至誠、神を動かす」とか、昔はよく聞いたものだ。この誠が二つ重なったのだから、誠心誠意は使って効果大の言葉といえるだろう。誠心も誠意もほとんど同じだ、真心のこと…

浅学非才

四 字 熟 語 浅 学 非 才 日本人ほど謙虚を美徳と心得る国民はどうも居ないらしい。 指名されてスピーチに立つ人など、選ばれた以上はかなりのレベルと誰もがわかっているにもかかわらず、「浅学非才(せんがくひさい)の身をかえりみず」本人の方でまずへりく…

曲学阿世

四 字 熟 語 曲 学 阿 世 かつてはよく使われた四字熟語だが、最近ではマスゴミでもほとんど見かけない。マスゴミそのものが曲学阿世の徒になりさがった証明であろう。 曲学は文字通り真理をゆがめ学問を曲げること、阿世は世間におもねるという意味だ。 そ…

興味津々

四 字 熟 語 興 味 津 々 これには珍談がいくつもある。大学出のサラリーマンでもうっかり、興味森々と書いてしまう。結構な身分のご婦人が、「興味ツツの出来事でございますわねぇ」などと平然と言う。全国津々浦々という表現がこびりついているため、津々…

天地無用

四 字 熟 語 天 地 無 用 これは不思議な四字熟語だ。天地が無用ってことは天地がいらないことだと早合点する人も中にはいるが、荷物などにこれが張り紙してあるところを見れば、無用という意味ではないらしい。なるほど天地を荷物の上と下と解釈すれば、こ…

乾坤一擲

四 字 熟 語 乾 坤 一 擲 女性はあまり使わない。男が勝負をかける時に使うと思ってよい。男が運命をかけてのるかそるかの大勝負を挑む、これが乾坤一擲だ。大仕事よし、大勝負よし、イチかバチかなんて場面はみんなこんな感じであろう。乾坤は天と地のこと…

山紫水明

四 字 熟 語 山 紫 水 明 「この連休は山紫水明の地に行ってみたいね」と老人が言う。若い連中は聞いただけでは意味不明、漢字を見てなんとなくわかる。読みくだせば、山は紫で水は清い、美しい自然のことかな、と見当がつくわけだ。山紫水明とは、日に映え…

慇懃無礼

四 字 熟 語 慇 懃 無 礼 こういう人は嫌われる。表面はあくまでも丁寧だが、心の中では無礼きわまる、尊大そのもの、これじゃ相手が不愉快になる。高級官僚やお金持ち夫人に典型的なこのタイプが多いが、これを慇懃無礼という。 本人はそのつもりでなくても…

丁々発止

四 字 熟 語 丁 々 発 止 テレビのトーク銀組でも、出演者たちが真剣に議論をたたかわせている様子は、見ていても気持ちがよく好感が持てるものだか、こういうやりとりを丁々発止という。元は刀で互いに激しく斬り合う音、またはその様子をこういった。発止…

唯々諾々

四 字 熟 語 唯 々 諾 々 男なら、返上したい不名誉な評価である。「あの人はいつも唯々諾々として頼りがいがないね」という使い方に見られる通り、主体性のまるでないイエスマンを馬鹿にした四字熟語だ。事の是非、物の見方などまるで関係なく上からの命令…

多士済々

四 字 熟 語 多 士 済 々 士はサムライ、人物人材のこと。「我が社は多士済々だから強い」と上役が自慢したら、その中に自分も入ってると自惚れてよい。有能な人物や人材が豊富に沢山居ることをいう。たまに、タシサイサイと使う人が居るが、間違いてはない…

杓子定規

四 字 熟 語 杓 子 定 規 杓子と定規のことではなく、曲がった杓子の柄をきっちりした定規の代用にしても、基準が正しくない以上それで物事をはかっても無意味だというのが本来の使い方で、転じて同じ基準や形式、考えで全ての物事を決めようとする融通のな…

玉石混淆

四 字 熟 語 玉 石 混 淆 混淆は書きにくいので最近は混交と書いても間違いではない。良いもの、優れたもの、すなわち玉と、悪いもの、つまらないもの、すなわち石とが入り混じった状態を玉石混淆といい、玉石を人間にあてはめ、賢者と愚者、いい人材と駄目…

大言壮語

四 字 熟 語 大 言 壮 語 世の中には、実力以上のでっかいことを今にも実現しそうな口ぶりで喋りまくる人が照る。これが大言壮語だ。これじゃ好かれるわけがないのに、本人だけ意気盛んでその癖を直さないから、益々軽く見られてしまう。大ブロシキを拡げる…

一期一会

四 字 熟 語 一 期 一 会 あまりにも有名な四字熟語だけに、間違って覚えた向きがそうと知らずに得々として使う、そんな現場に何度もぶつかった。結婚披露宴のスピーチ、お祝いの挨拶などで、「私はイッキイチエを大切にします」、「イッキイッカイの出会い…

捲土重来

四 字 熟 語 捲 土 重 来 重来をジュウライと読む人も居るが、これはチョウライの方が本格派だ。出典は漢詩(杜牧の題鳥江亭詩)で、「江東子弟多才俊、捲土重来可知」という有名な句による。捲土は土煙を巻きあげる意味だが、転じて勢いが盛んであるさま。そ…

才色兼備

四 字 熟 語 才 色 兼 備 才色は才知と容色、つまり才能と容貌のことだから、才色兼備は最高に近い褒め言葉だが、残念ながら男には使わない。女性が優れた才能を持ち、なおかつ美人である、二つとも兼ね備えた人は珍しいという感じで、主に結婚披露宴のスピ…

多情多感

四 字 熟 語 多 情 多 感 青春時代は誰も多情多感である。そうでない人が居たら不幸だというしかない。感情が豊かで物事に感じやすい、そういう一時期を過ぎてみんな大人になっていく。大人になっても多情多感であり続ける人も少なくないが、たいていの人は…

職権乱用

四 字 熟 語 職 権 乱 用 上司が春に浮かれて部下の可愛い女性の体につい手をふれる、昔ならご愛嬌で済んだところ、現代女性は「セクハラだ」と声をあげる。もちろん相手が好意を抱く男性だったら見逃してくれようが、普段威張った憎たらしい上司なら、これ…

頑固一徹

四 字 熟 語 頑 固 一 徹 頑固も一徹もそれぞれ熟語として通用するが、これを重ねればさらに強調され、他人の意見などには耳も貸さず自分の意見や考え方、やりかたをあくまで押し通すことを頑固一徹という。どちらかといえば、わからずや、ひとりよがり、非…

順風満帆

四 字 熟 語 順 風 満 帆 満帆は本来マンパンと読むべきで、これをマンポと読むと試験ではバツ。しかしマンポでも構わないじゃないかという意見があって、会話では使われることもある。 順風満帆とは、船が追い風で帆を一杯に膨らませ軽快に走るさま、転じて…

八方美人

四 字 熟 語 八 方 美 人 本来はどこから見ても申し分のない美人を意味するのだが、転じて、誰からも良く思われたい一心で誰に対しても調子よく如才なく振る舞う、そんな人を半ばからかって形容したのが八方美人である。八方美人でなぜ悪いんだ、なんて理屈…

弊衣破帽

四 字 熟 語 弊 衣 破 帽 ばんからスタイルといっても若者には想像もつくまい。年配者が郷愁を感じる程度で、今や死語同然。簡単に言えば、ボロボロの衣服と破れた帽子が弊衣破帽であり、身なりに構わない例え、その昔の旧制高校の学生が好んだスタイルだ。 …

再三再四

四 字 熟 語 再 三 再 四 テレビを見ているとタレントたちが信じられないミスをやってくれる。民放の朝番組でレポーターが、サイサンサイヨンとけたたましく叫ぶ。これが再三再四とすぐわかった人が何人いただろうか。この種のアラさがしをしたらキリがない…

佳人薄命

四 字 熟 語 佳 人 薄 命 美人のモノサシも時代とともに変わってきたが、美人が必ずしも薄命でないのも世の常だ。佳人薄命の佳人はいわゆる美人のこと。美人は生まれつき不幸で病弱で短命だから真の幸福はつかめない、というのが表の意味で、裏には、だから…

二束三文

四 字 熟 語 二 束 三 文 これを二足三文と書いたら試験では通用しないかも。二束三文が正しい。二束で僅か三文にしかならないという意味だが、語源的には江戸時代の金剛草履が二足で三文だったことに由来し、古くは二足と書いていた。その後二足を二束と書…