河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

みんなの四字熟語

 先憂後楽

四 字 熟 語 先憂後楽 (せんゆうこうらく) 宋の時代から中国で為政者の心構えとして使われる言葉に、「天下の憂いに先立って憂え、天下の楽しみに後れて楽しむ」、これがあまりにも有名となり、現在でも人の上に立つ者はこうでなくてはいけない、とされる。 …

融通無碍

四 字 熟 語 融通無碍 (ゆうづうむげ) 融通がきくかきかないか、日本ではこれが人物評価をかなり左右し、融通のきく人のほうが重宝がられ、また好感を持たれる。融通のきかない代表は、お役人や教師や老人たちなどが通り相場になっているものの、お役人や教…

前後不覚

四 字 熟 語 前後不覚 (ぜんごふかく) 「昨夜は飲みすぎて前後不覚になっちまったよ」という告白を聞くたびに、そこまで飲まなくてもいいのに、と飲めない私は思う。 酒だけが原因ではないが、人間は前後不覚に陥ることがたまにある。 ひどい睡魔におそわれ…

加持祈祷

四 字 熟 語 加持祈祷 (かじきとう) 万策つきてどうにもならない時、人は誰しも神仏にすがりたくなるものだが、神仏への祈りをかなり本格的にやるのが加持祈祷である。お賽銭をあげてちょっと手を合わせるだけじゃ、加持祈祷とは言えない。 加持は密教の行法…

 国士無双

四 字 熟 語 国士無双 (こくしむそう) 国士は国内で第一級の人物、無双は並ぶ者がないという意味だから、国士無双とは国内に並ぶ者のないほど優れた人物ということになる。マージャンの役の一つでもあるから、現代ではむしろそっちのほうで使われて、本来の…

難行苦行

四字熟語 難行苦行 (なんぎょうくぎょう) 私もつい難業苦業と書く事がある。 これは業でなく行でなくてはいけない。元々仏教からきた四字熟語で、法華経にこの四字がある。多くの困難に耐えながら行う辛く苦しい仏道の修行を、難行苦行という。転じて、非常…

一視同仁

四字熟語 一視同仁 (いっしどうじん) 手っとり早くいえば、差別待遇をしないこと、これが一視同仁である。全ての人を分けへだてなく平等に愛し慈しむ、これはなかなか出来ることではない。中国の古書にも、「是故聖人 一視而同仁」とあるように、全ての人を…

判官贔屓

四字熟語 判官贔屓 ほうがんびいき) 判官はハンガンとも読むので、ハンガンビイキと発音する人も多いが、本来はホウガンビイキ。もっとも最近はハンガンビイキ派のほうが多数とみえ、五月蠅く言わない。判官源義経が薄幸の悲劇の主人公だったことから、弱者…

七転八倒

四字熟語 七転八倒 (しちてんばっとう) 七へん転んで八度倒れる、すなわち苦痛のため転げまわって苦しみもがくさま、これが七転八倒だ。七転は七顛とも書いたが、発音はシチテンまたはシッテン。「胃痛で七転八倒の苦しみを味わったよ」という使い方が普通で…

我田引水

四 字 熟 語 我田引水 (がでんいんすい) 読んで字のごとし。我が田に水を引くこと。田に水は不可欠だから、たとえ強引な手段であっても水を引き込みたくなるのが人情で、転じて現代の使い方は、もっぱら自分の都合のいいように話したり、物事を運んだり、自…

佳人薄命

四 字 熟 語 佳 人 薄 命 美人のモノサシも時代とともに変わってきたが、美人が必ずしも薄命でないのも世の常だ。佳人薄命の佳人はいわゆる美人のこと。美人は生まれつき不幸で病弱で短命だから真の幸福はつかめない、というのが表の意味で、裏には、だから…

清廉潔白

四字熟語 清廉潔白 (せいれんけっばく) 「私は清廉潔白だ。何一つ後ろ暗いところは無いし、良心に恥じるところも無い」と大見得をきった直後にウソがばれる、政財界にはこういう事件がつきものだか、叩けば誰でも少しはホコリが出るのが普通だから、自ら清廉…

色即是空

四字熟語 色即是空 (しきそくぜくう) 言葉は有名だが、なにしろ仏教の思想だから意味は難しい。上辺の解釈だけにしておくと、普通「色即是空、空即是色」と対句のような形で用いられ、色即是空とは全て形のあるもの、物質的なものはその本質がみな実体が無く…

極楽浄土

四字熟語 極楽浄土 (ごくらくじょうど) 今回は仏教くさい言葉を取り上げる。極楽という言葉は、地獄とともに日常ふんだんに使われるが、極楽浄土となると、極楽になんとなく権威がつく感じだ。一切の苦しみから解放され、全てが満ち足りた理想の世界が、仏教…

奇々怪々

四字熟語 奇々怪々 (ききかいかい) 「奇妙な話だね」とか、これは「奇怪な事件だ」とか、奇妙、奇怪という表現は会話でよく使う。それを強めて奇々妙妙、奇々怪々という四字熟語がある。奇妙と奇怪がダブルになるのだから、常識では考えられない、非常に珍し…

勧善懲悪

四 字 熟 語 勧善懲悪 (かんぜんちょうあく) いつの世にも大衆はこれを好む。悪玉と善玉をはっきり区別し、悪を戒め懲らしめて善行をすすめる、このパターンはわかりやすくて共感を誘う。大衆娯楽の基本はまさにこれ。 水戸黄門などは勧善懲悪ドラマの典型で…

 残酷非道

四 字 熟 語 残酷非道 (ざんこくひどう) 似た言葉、似た表現は多い。残酷、残忍、残虐、それぞれに続けて、非道、無道、無残、無比などで四字熟語を作れば、たちどころに五つか六つ出来てしまう。 残酷非道、残酷無道、残酷無残、残酷無比、残忍非道、残忍無…

容貌魁偉

四 字 熟 語 容貌魁偉 (ようぼうかいい) 真夏はお化けの出番だが、少々の怖い顔でも驚かない子が増えてきた。可愛げないともいえるが、お化けの顔もマンネリで凄みがない。昔は人三化七なんて変な四字熟語があって、人間らしい部分が三分で、化け物の様な部…

夏炉冬扇

四 字 熟 語 夏炉冬扇 (かろとうせん) 世の中に役にたたないものが果たしてあるのかないのか、答えは微妙でむずかしいところだが、夏の暖炉と冬の扇子は確かにその時季役にたたない。夏の暖房器具と冬の冷房装置と言い換えてもいいが、それじゃあまりに風流…

波瀾万丈

四 字 熟 語 波瀾万丈 (はらんばんじょう) 大衆の好む言葉だ。 誰しも自分の人生は波瀾万丈でないほうが望ましいが、それじゃ刺激がなくてつまらない、せめて他人の波瀾万丈ぶりを見て楽しみたい、そんな気持ちかもしれない。浮き沈みが激しい、変化がきわま…

八紘一宇

四 字 熟 語 八紘一宇 (はっこういちう) 最近はめったに聞かないが、大東亜戦争の当時は凄かった、どっちを向いても八紘一宇のオンパレード。我が国の一部の軍国主義が暴走し、世界制覇の野望のもとにこの四字熟語をスローガンとしたからだ。当時の青少年は…

得手勝手

四 字 熟 語 得手勝手 (えてかって) 「この頃の嫁はみんな得手勝手で困るよ」と年寄りが慨嘆する。 得手とは得意な技、得意な事。得手に帆を上げる、という諺もある。不得手とか苦手とかは、得手の反対語だが、この得手に勝手がつくとガラリ様相が変わって、…

栄枯盛衰

四 字 熟 語 栄枯盛衰 (えいこせいすい) 栄枯盛衰は世の習いとか。人も会社も国も例外ではない。栄えたり衰えたり、繁栄と衰亡は交互にやってくる、これが歴史の流れらしく、この様子を栄枯盛衰という。これは仏教の考えかたと思われるが、経典には生者必滅…

 旧態依然

四 字 熟 語 旧態依然 (きゅうたいいぜん) 旧体依然と書く人も増えてきたが、やはり旧態のほうがイメージが湧く。 昔のまんまの古い状態が長く続いて一向に進歩発展する様子が見られないこと。これが旧態依然である。従って褒めているわけではなく、それじゃ…

直情径行

四 字 熟 語 直情径行 (ちょくじょうけいこう) 独断専行とニュアンスは似ている。他人の思惑などお構いなしに自分の感情のおもむくまま単純な行動に走る、これが直情径行である。必ずしもマイナスの生き方とはいえないが、少なくとも大人の世界では敬遠され…

独断専行

四 字 熟 語 独断専行 (どくだんせんこう) 付和雷同も困るが、これも困る。独断は自分だけの考えや判断で勝手に決めること、専行は自分勝手に自分の思う通りに行動すること。独断専行は自分の判断だけで勝手気ままに行動することをいう。つい独断先行と書き…

付和雷同

四 字 熟 語 付和雷同 (ふわらいどう) 批判と悪口の典型的パターンがこの言葉。「あいつは付和雷同だからダメ」 「付和雷同で大事な一票を入れるな」 「付和雷同型の人間は我が社ではいらん」などなど、全くいいところがない。 自分に確たる信念がなく、主義…

気息奄々

四 字 熟 語 気息奄々 (きそくえんえん) 炎天下で運動すると、もうフラフラになる。猛暑のもと、立ってるだけでもつらい。そんな真夏の季節が近づいてきたが、息がきれ、息も絶え絶えという、今にも死にそうな苦しい状態を、気息奄々という。奄は、おおう、…

軽挙妄動

四 字 熟 語 軽挙妄動 (けいきょもうどう) 軽はずみな行動、軽々しい動作、これが軽挙である。妄動はよく考えもせずみだりに行動すること。これは盲動と書きがちだが、盲と妄はえらい違いだ。そこで軽挙妄動だが、事情や状況を慎重によく考えないでいたずら…

一触即発

四 字 熟 語 一触即発 (いっしょくそくはつ) これはよく使われる四字熟語だ。ちょっと触っただけですぐにドカンと爆発しそうな、危機や危険に直面している状態、これを一触即発という。A国とB国との対立が一触即発の危機だ、なんて表現はかつて盛んに使われ…