河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

2019-01-01から1年間の記事一覧

除夜の鐘

除夜の鐘 除夜の鐘とは、大晦日(12月31日)の深夜0時を挟んで撞く鐘のことを言います(ちょうど日付けが変わり新しい年になる時を鐘を撞きながら迎えます)。人には百八つの煩悩(ぼんのう)があると言われ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘を撞く回数は108…

お年玉

お金ではなかった本来の「お年玉」 子どもたちの正月一番の楽しみといっても過言ではない「お年玉」。今では子どもたちへ渡す正月のおこづかいのようになっていますね。しかし、鏡餅の項でもご紹介したように、もともとは年神様から新年に授かる「新しい魂」…

鏡餅

正月に欠かせない、年神様の魂が宿る「鏡餅」 餅は、昔から神様に捧げる神聖な食べものとして、祝い事や祭りには欠かせないものでした。「鏡餅」も正月には欠かせません。「鏡餅」は、新年の神様である年神様の依り代(よりしろ)、つまり家にやってきた年神…

「門松」「注連縄」

年神様の案内役「門松」 「注連縄」が示す神聖な場所へ 新年を司る年神様をお迎えする際の案内役、それが「門松」です。常緑の松は「神様が宿る木」と考えられ、昔は庭に松などの常緑樹を一本立てて、年神様の依り代(よりしろ)にしていたといわれています…

黒尊渓谷

黒尊渓谷 高知県の西端に位置する黒尊渓谷(くろそんけいこく)。地元民でもない限りその名を聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか。高知県に位置しているものの、足がかりとなる高知市からは車で4時間と、日本で一番アクセスしにくい場所にある…

年賀状

令和最初のお正月。 年賀状で新年のご挨拶を 12月15日から令和2年用の年賀状の受付が始まっています。年賀状とは、年始の挨拶を簡略化したもの。もともとは元日に出向いて年賀の挨拶をしていましたが、挨拶に行けない人は手紙を送るようになり、やがて現在の…

季節外れの向日葵畑

季節外れの向日葵畑 愛媛県今治市朝倉の矮性品種の向日葵畑です。 丈の短い向日葵で、寒さに強い品種だそうです。本来は2m以上ある向日葵にも50cmほどの矮性品種が登場しているとのこと、知りませんでした。ひまわりの花には見る人を元気づける魅力がありま…

タオル美術館 

今治タオル美術館 〒799-1607 愛媛県今治市朝倉上甲2930 なぜかムーミンの展示が充実しすぎている、お城みたいなタオル美術館です。 世界初のタオル文化を提案する施設で、タオル美術館とありますが、美術館だけでなく、食事にショッピングに写真撮影に、と…

豊稔池ダム

豊稔池ダム 豊稔池ダム(ほうねんいけダム)は、香川県観音寺市にある現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム。2006年(平成18年)、国の重要文化財(建造物)に指定されています(指定名称は「豊稔池堰堤」)。 ダム補修工事により上流部はコンクリ…

「法泉寺」

「法泉寺」 香川県観音寺市五郷地域の名所の一つが、晩秋にかけて見事に紅葉する「三色もみじ」で有名な法泉寺です。山間部で温度差が激しいためか、赤の濃い葉、黄色の葉、など同じ木に色々な紅葉が楽しめます。この不思議な紅葉を見ようと、11月の「もみじ…

七十二候「熊蟄穴」

七十二候「熊蟄穴」 もうすぐお正月。お正月はなぜおめでたいの? 12月11日から、七十二候では「熊蟄穴(くまあなにこもる)」に入ります。秋の間に食いだめをした熊がそろそろ冬ごもりを始める頃という意味です。 さて、12月も半ばとなり、令和最初のお正月…

『地蔵寺の大銀杏』

地蔵寺の大銀杏 地蔵寺(じぞうじ)は徳島県板野郡板野町にある真言宗御室派の寺院。四国八十八箇所霊場の第五番札所。無尽山荘厳院と号する。本尊は勝軍地蔵菩薩。勝軍地蔵菩薩は甲冑を身にまとい馬にまたがる姿をしており、八十八箇所中で勝軍地蔵を本尊と…

「熊谷寺」

「熊谷寺」多宝塔の紅葉 熊谷寺(くまだにじ)は徳島県阿波市土成町土成にある高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場の第八番札所です。普明山真光院と号し、本尊は千手観世音菩薩です。 多宝塔は、安永3年(1774)に建立され、内部には胎蔵界の大日如来…

久万高原ふるさと旅行村-2

久万高原ふるさと旅行村-2 今回は、「紅葉狩り」の2です。 ふるさと旅行村の本部が定休日だった所為か、五月蠅い団体観光客が居らず、静かな「村風景」の中で紅葉狩りが満喫出来ました。 途中に立ち寄ったCafeのマスターによれば、京都から取り寄せた「も…

久万高原ふるさと旅行村-1

久万高原ふるさと旅行村-1 『久万高原町は、愛媛県のほぼ中央に位置し、四国山脈のふところに抱かれた標高400~800mの高原の町です。』 『久万高原ふるさと旅行村は、農山村の暮らしを再現し、山村の風景や生活に触れたり、静かな自然の中で宿泊や体験な…

『豊国神社(千畳閣)』

安芸の宮島 『豊国神社(千畳閣)』 「安芸国・宮島」、その第二弾の「豊国神社(千畳閣)」です。 この神社は、豊臣秀吉が建立した入母屋造の大経堂。工事の途中で秀吉が死去したため、天井の板張りや壁、正面入口が未完成のまま現在に至っています。畳を敷けば…

「師走」

一年を振り返る「師走」。 永遠の象徴「橘」が色づく頃 12月の和風月名は「師走」。子どもの頃は「先生も走るくらい忙しい時期」だから「師走」なのだと思っていましたが、実はこの「師」は本来「僧侶」のこと。昔は12月になるとどの家もお坊さまを迎えてお…

『厳島神社』

安芸の宮島 『厳島神社』 広島県廿日市市の厳島(宮島) 宮島は、古くから神様が宿ると言い伝われている神聖な島です。 JR宮島駅から徒歩で約5分にある宮島口桟橋からフェリーに乗って約10分で宮島へアクセス可能です。海に浮かんでいるように建つ朱塗りの厳…

『偽善者たちへ』

『偽善者たちへ』 (新潮新書) 百田 尚樹 (著) 内容紹介「薄っぺらい正義」を嗤う。 定見なきメディア、愚かな政治家、エセ人権派、厄介な隣国……。 彼らはどこまで本気なのだろうか。都合のいい正義を振りかざし自省しないマスコミ、犯罪者をやたら擁護したが…

『憂国忌』

『憂国忌』 今日 11/25 は憂国忌である。 三島由紀夫の死とは、日本人の魂が腑抜けになったことへの苛立ちであったのだ。自らが死ぬことで、「真の日本人」の心に響く言葉を残したのである。あの檄文の「今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目…

「和食の日」

「和食の日」 11月24日は「11(いい)月24(日本食)日」という意味で「和食の日」です。 海・山・里の豊かな食の幸を素材の持ち味を生かしていただく和食。その大きな特徴のひとつは「だし」によるうまみにあります。おいしい新米を、だしの効いたお味噌汁…

「勤労感謝の日」

「勤労感謝の日」 明日、11月23日は「勤労感謝の日」。1948年(昭和23年)に「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として祝日に制定されました。 もともとは神様に新穀を供えて感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」の日で、人が新米を食べ…

「小雪」

二十四節気「小雪」 11月22日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。「小雪」は、冬とはいえ、まだ雪はさほど多くないという意味で、木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。 また、七十二候では「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」になります。…

緑の丘スポーツ公園 阿波市土成町にある「緑の丘スポーツ公園」に行って来ました。ここは、何時も撮影でお世話になっている四国八十八箇所霊場の第八番札所「熊谷寺」のすぐ近くにある野球場を中心とした運動公園です。 地元の反日德島新聞「紅葉礼賛」特集…

NHKが支那の広告

CM入れるなら受信料を取るな! NHKが高視聴率ニュース番組「NHKニュース7」で支那企業「ファーウェイ」の新スマホの広告宣伝CMを放送! 『中国の通信機器大手ファーウェイは、今月末に日本で発売する新しいスマートフォンの機種を都内で発表しました。格安…

秋の新蕎麦

七十二候「金盞香」。 秋の新蕎麦がおいしい季節 11月17日から、七十二候では「金盞香(きんせんかさく)」になります。「きんせんか」といっても、春に咲くキク科のキンセンカのことではなく、水仙をさします。「金盞」とは金の盃のことで、水仙の黄色い冠…

「七五三」

子どもの成長を感謝する「七五三」と「千歳飴」の由来 11月15日は「七五三」。3歳と5歳の男の子(5歳のみ行うところも多いです)、3歳と7歳の女の子の成長に感謝し、神社に参拝して、人生の節目をお祝いする行事です。 七五三は、もともとは公家や武家で行わ…

「大嘗祭」

五穀豊穣を願う一世一度の「大嘗祭」 本日11月14日は天皇即位にまつわる皇室行事の一つ「大嘗祭(だいじょうさい)」が行われます。毎年、11月に宮中祭祀「新嘗祭(にいなめさい)」が行われていますが、「新嘗祭」は、新穀を神様に捧げ、その年の収穫に感謝…

懐かしき「昭和」-17 チャンバラごっこ チャンバラごっこは、新聞紙で兜や刀をで作って昭和の小学生男の子の遊びとして流行りました。 昨日見た紙芝居のヒーローをすぐに真似をして、風呂敷か手拭いを顔に巻きつけ正義の味方・鞍馬天狗になり、馬のつもりの…

二十四節気「立冬」

二十四節気「立冬」。 温かい鍋料理がおいしい季節 11月8日は「立冬」。二十四節気のひとつで、暦の上ではこの日から立春の前日までが冬になります。また、七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく)」になります。「つばき」と読んでいますが、ツバキ…