河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「蟄虫坏戸」

七十二候「蟄虫坏戸」 食欲の秋は「きのこ」がおいしい! 9月28日から七十二候の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」です。虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃という意味で、冬ごもりの支度をする時期です。戸をふさいで隠れてしまった虫たちは、来…

北谷の彼岸花

北谷の彼岸花 松山市窪野町北谷の彼岸花です。 今年は、都合がつかないのではと心配していましたが、何とか遠征出来ました。もう、彼岸花シーズンの終盤でしたが、大勢のカメラマンで賑わっていました。 毎年、この「彼岸花の群生」で「秋の訪れ」を感じてい…

「秋分の日」

二十四節気「秋分」は秋の彼岸。 9月22日は「秋分の日」で、二十四節気の「秋分」に入ります。秋分の日は、昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。読書の秋や芸術の秋、音楽の秋など、趣味に没頭するのに良いシ…

紅白の彼岸花

紅白の彼岸花 自宅庭の彼岸花です。 小生、アカとかサヨクという言葉が大嫌いで、彼岸花の赤も毛嫌いし、庭の片隅に追いやっていました。偶々今日、けなげにも咲き誇っているのを発見し見入ってしまいました。人間のアカは、これからも大嫌いですが「赤色の…

「玄鳥去」 「戻り鰹」 「八朔だんご馬」

ツバメ去って、カツオが戻る秋。豊作を祈願する「八朔」 9月17日からは七十二候の「玄鳥去(つばめさる)」になります。ツバメが子育てを終え、南へ帰っていく頃。ツバメは民家の軒先などに巣を作るので、親鳥がせっせとヒナにエサを運ぶ姿もよく見られます…

10歳の小生へ

皆様ありがとうございます。 多数の皆さんから、 誕生日お祝いのメッセージを頂き感謝しております。馬齢を重ねるばかりで恥ずかしい限りですが、老骨に鞭打って更に1年頑張ろうと決意しております。 「心和し、気平かなる者は、百福自ら集る。…菜根譚」「…

重陽の節供

「菊づくし」と秋の味覚で楽しむ「重陽の節供」 9月9日は五節供のひとつ「重陽の節供」です。「重陽」とは聞きなれない言葉ですが、良いことを表す陽数(奇数)の中でも一番大きな「9」という陽数が重なるという意味で、9月9日を陽が重なる「重陽の節供」と…

今月の万葉集

2020年 万 葉 集 季 節 の 和 歌 9月 長月(ながつき) 夕月夜 心もしのに 白露の 置くこの庭に こほろぎ鳴くも 湯原王(ゆはらのおおきみ) 現代語訳 夕月夜の 胸が切なくなるばかりに 白露の 置くこの庭に こほろぎが鳴いている