河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

七十二候

お盆

お盆は先祖の霊の里帰り。 夕暮れに蜩の鳴く頃 8月12日から七十二候では「寒蝉鳴(ひぐらしなく/かんせんなく)」になります。「寒蝉」とは秋を告げる蝉のことで、蜩(ひぐらし)が鳴き始めるという意味。蜩が「カナカナ・・・」と鳴くのは、日の出前や日の…

「立秋」

二十四節気「立秋」。 優雅な扇子使いで涼やかに 8月7日は「立秋」。二十四節気のひとつで、この日から立冬の前日までが暦の上では秋となります。暦の上では暑さのピークが過ぎるので、立秋以降の暑さを「残暑」といい、「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変…

「土用」

雑節、夏の「土用」。夏バテ防止の知恵と土用干し 昨日から雑節の夏の「土用」に入りました。土用とは、立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)のことを指します。季節の変わり目に土用があり、昔はさまざまな禁忌や風習がありましたが、夏の土用…

お盆

先祖の霊を迎えるお盆。一般化したのは江戸時代から 7月15日はお盆。お盆の行事は全国各地で行われるものですが、地域によって時期が違います。旧暦では7月15日でしたが、新暦の今は8月15日の月遅れのお盆が中心です。新暦から旧暦に変わるときに「月遅れ」…

「蓮始開」

七十二候「蓮始開」。早朝に清らかに開く天上の花 7月12日から七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」。 蓮の花が咲き始める頃です。 優美で清らかな蓮は天上の花にたとえられ、お盆には欠かせません。7月15日にお盆をする家では、蓮の花や葉で盆棚を飾…

七夕

五節供の一つ「七夕」。七夕料理は涼やかなそうめんで 7月7日は、五節供のひとつ「七夕」。別名「笹の節供」「星祭り」といわれる七夕は、江戸時代に五節供のひとつになり、今でも広く親しまれています。七夕の由来は、中国に伝わる織姫と彦星の星物語に始ま…

半夏生

田植えを終える「半夏生」。行事食のひとつは「たこ」 7月の和風月名は「文月(ふみづき、ふづき)」。七夕の短冊にちなみ「文披月(ふみひらきづき)」と呼ばれ、そこから転じて「文月」になったといわれます。また、旧暦の7月は稲穂が膨らむころだったので…

雑節「八十八夜」

雑節「八十八夜」 5月の和風月名は「皐月(さつき)」。田植えが始まる頃なので、早苗を植える月「早苗月(さなえづき)」が略され、「さつき」になったといわれます。皐月や早苗の「さ」には稲や田んぼという意味があります。 また、立春から数えて88日目は…

「牡丹華」

百花の王、牡丹の咲き誇る頃 4月29日は「昭和の日」。2007年に祝日法により『激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす』という趣旨で「昭和の日」と制定されました。 また、七十二候では「牡丹華(ぼたんはなさく)」になり…

「花祭り」

「花祭り」はお釈迦様の誕生日 4月8日または月遅れの5月8日は「花祭り」です。花祭り」とは、お釈迦さまのお誕生日を祝う仏教の行事で、「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」等ともいわれます。お釈迦さまがお生まれになった4月8日を中心に…

七十二候「雷乃発声」

七十二候「雷乃発声」 タンポポや土筆も春の風物詩 3月31日から、七十二候では「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」に入ります。冬の間は鳴りを潜めていた雷が、遠くの空でゴロゴロと鳴り始め、春の訪れを告げる頃です。「春雷(しゅんらい)」は「…

二十四節気「春分」

二十四節気「春分」 3月20日は春分の日で、二十四節気の春分に入ります。春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼の時間が少しずつのびていきます。春分の日を中日とした7日間が春彼岸で、「暑さ寒さも彼岸まで」というように、春めいた日…

七十二候「桃始笑」

七十二候「桃始笑」。 山笑う春の到来 3月10日から七十二候の「桃始笑(ももはじめてさく)」になります。桃の花が咲き始める頃という意味で、花が咲くことを「笑う」と表しているところが素敵です。春の季語として「山笑う」という言葉もありますが、若葉や…

「立春」

「立春」から一年のスタート。 「立春大吉」で厄よけのおまじない 2月4日は二十四節気の最初の節気「立春(りっしゅん)」で、春の始まりです! 旧暦では立春近くに正月がめぐってきたので、一年のスタートの時。そのため、冬の寒い時季の正月に「迎春」「新…

「豆まき」

「豆まき」の豆は大豆?落花生? 鬼のスタイルの意味は? 2月3日は雑節の一つ「節分」です。本来は立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日が「節分」で、年に4回ありますが、旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分は大晦日のようなもの。と…

「鶏始乳」

七十二候の最終候「鶏始乳」 「酒粕」料理で温まろう 1月30日から七十二候の「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」になります。春の到来を感じた鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃という意味です。 風邪気味のときなどはゆっくりからだを休めるのが一番…

どんど焼き

小正月は、どんど焼きで「正月事じまい」 1月15日は小正月。旧暦の1月15日は立春後の望月(もちづき:満月のこと)にあたり、大昔にこの日を正月としていたなごりで、元日を「大正月」、1月15日を「小正月」と呼ぶようになりました。大正月が年神様を迎える…

鏡開き

「鏡開き」で無病息災。 七十二候では、1月11日から「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」に入ります。凍った泉の下で水が動き始める頃。かすかなあたたかさを愛おしく感じる時期です。 1月11日は「鏡開き」。お正月に年神様に供えた鏡餅を下げて食べ、無病…

「小寒」

寒さが厳しくなる「小寒」。「寒中見舞い」はこの時期に 1月6日は二十四節気の「小寒」。池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃です。小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、最も厳しい寒さが続く時期といわれています。 なお、…

七十二候「熊蟄穴」

七十二候「熊蟄穴」 もうすぐお正月。お正月はなぜおめでたいの? 12月11日から、七十二候では「熊蟄穴(くまあなにこもる)」に入ります。秋の間に食いだめをした熊がそろそろ冬ごもりを始める頃という意味です。 さて、12月も半ばとなり、令和最初のお正月…

「師走」

一年を振り返る「師走」。 永遠の象徴「橘」が色づく頃 12月の和風月名は「師走」。子どもの頃は「先生も走るくらい忙しい時期」だから「師走」なのだと思っていましたが、実はこの「師」は本来「僧侶」のこと。昔は12月になるとどの家もお坊さまを迎えてお…

「小雪」

二十四節気「小雪」 11月22日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。「小雪」は、冬とはいえ、まだ雪はさほど多くないという意味で、木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。 また、七十二候では「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」になります。…

秋の新蕎麦

七十二候「金盞香」。 秋の新蕎麦がおいしい季節 11月17日から、七十二候では「金盞香(きんせんかさく)」になります。「きんせんか」といっても、春に咲くキク科のキンセンカのことではなく、水仙をさします。「金盞」とは金の盃のことで、水仙の黄色い冠…

「七五三」

子どもの成長を感謝する「七五三」と「千歳飴」の由来 11月15日は「七五三」。3歳と5歳の男の子(5歳のみ行うところも多いです)、3歳と7歳の女の子の成長に感謝し、神社に参拝して、人生の節目をお祝いする行事です。 七五三は、もともとは公家や武家で行わ…

二十四節気「立冬」

二十四節気「立冬」。 温かい鍋料理がおいしい季節 11月8日は「立冬」。二十四節気のひとつで、暦の上ではこの日から立春の前日までが冬になります。また、七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく)」になります。「つばき」と読んでいますが、ツバキ…

「酉の市」

「酉の市」に残る江戸っ子の粋 11月8日は、鷲神社など、日本武尊(やまとたける)をまつる神社で酉の市が開かれます。酉の市は11月の酉の日に開かれる露天市で、熊手や招き猫などの縁起物を買い、一年の無事と来る年の福を願います。酉の日は12日ごとに回っ…

「楓蔦黄」

七十二候「楓蔦黄」。 平安貴族も楽しんだ「紅葉狩り」 11月2日から七十二候では「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」になります。晩秋を彩る山々が美しく紅葉する季節です。平安時代、貴族の間では紅葉見物が流行り、それが「紅葉狩り」の始まりといわれています…

「霜降」

二十四節気「霜降」。「山粧う」紅葉の時季 10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。「寒露」の次にあたり、露の後は霜ということで気温はさらに低くなってきます。 七十二候でも「霜始降花(しもはじめてふる)」に入ります。山里では霜によって草木…

「菊花開」

「菊花開」 10月14日からは七十二候の「菊花開(きくのはなひらく)」。菊の花が咲き始める頃です。 菊は、桜と並んで日本を代表する花です。薬草として中国から日本に伝来し、日本で観賞用に改良を重ねられ、発展したのが「和菊」です。宮中など上流階級で…

「神無月」

「神無月」に神々が大集合。出雲で開かれる縁結びの会議 10月の和風月名は「神無月」。 神を祀る月であることから「神の月」とする説が有力とされていて、「無」は「水無月」と同じように、「の」という意味をあらわす「な」にあたるといわれています。また…