河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

「秋分の日」

二十四節気秋分」は秋の彼岸。

 

 

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9月22日は「秋分の日」で、二十四節気の「秋分」に入ります。
秋分の日は、昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。読書の秋や芸術の秋、音楽の秋など、趣味に没頭するのに良いシーズンですね。秋分の日は、雑節の「彼岸」の中日でもあり「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日になっています。秋の彼岸は、春の彼岸に対して「後の彼岸」「秋彼岸」とも呼ばれます。

 

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そして、七十二候では「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」になります。雷が鳴らなくなる頃という意味で、春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も、秋分には鳴りをひそめます。また、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日は、雑節のひとつ、秋の「社日」で「秋社」ともいいます。2020年は秋分の日当日が社日にあたります。秋社では初穂を供えて収穫に感謝する習わしがありますが、各地で行われる行事の形はその土地の神様によって様々です。

 

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