河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

捲土重来

四 字 熟 語 捲 土 重 来 重来をジュウライと読む人も居るが、これはチョウライの方が本格派だ。出典は漢詩(杜牧の題鳥江亭詩)で、「江東子弟多才俊、捲土重来可知」という有名な句による。捲土は土煙を巻きあげる意味だが、転じて勢いが盛んであるさま。そ…

才色兼備

四 字 熟 語 才 色 兼 備 才色は才知と容色、つまり才能と容貌のことだから、才色兼備は最高に近い褒め言葉だが、残念ながら男には使わない。女性が優れた才能を持ち、なおかつ美人である、二つとも兼ね備えた人は珍しいという感じで、主に結婚披露宴のスピ…

多情多感

四 字 熟 語 多 情 多 感 青春時代は誰も多情多感である。そうでない人が居たら不幸だというしかない。感情が豊かで物事に感じやすい、そういう一時期を過ぎてみんな大人になっていく。大人になっても多情多感であり続ける人も少なくないが、たいていの人は…

職権乱用

四 字 熟 語 職 権 乱 用 上司が春に浮かれて部下の可愛い女性の体につい手をふれる、昔ならご愛嬌で済んだところ、現代女性は「セクハラだ」と声をあげる。もちろん相手が好意を抱く男性だったら見逃してくれようが、普段威張った憎たらしい上司なら、これ…

頑固一徹

四 字 熟 語 頑 固 一 徹 頑固も一徹もそれぞれ熟語として通用するが、これを重ねればさらに強調され、他人の意見などには耳も貸さず自分の意見や考え方、やりかたをあくまで押し通すことを頑固一徹という。どちらかといえば、わからずや、ひとりよがり、非…

順風満帆

四 字 熟 語 順 風 満 帆 満帆は本来マンパンと読むべきで、これをマンポと読むと試験ではバツ。しかしマンポでも構わないじゃないかという意見があって、会話では使われることもある。 順風満帆とは、船が追い風で帆を一杯に膨らませ軽快に走るさま、転じて…

八方美人

四 字 熟 語 八 方 美 人 本来はどこから見ても申し分のない美人を意味するのだが、転じて、誰からも良く思われたい一心で誰に対しても調子よく如才なく振る舞う、そんな人を半ばからかって形容したのが八方美人である。八方美人でなぜ悪いんだ、なんて理屈…

弊衣破帽

四 字 熟 語 弊 衣 破 帽 ばんからスタイルといっても若者には想像もつくまい。年配者が郷愁を感じる程度で、今や死語同然。簡単に言えば、ボロボロの衣服と破れた帽子が弊衣破帽であり、身なりに構わない例え、その昔の旧制高校の学生が好んだスタイルだ。 …

再三再四

四 字 熟 語 再 三 再 四 テレビを見ているとタレントたちが信じられないミスをやってくれる。民放の朝番組でレポーターが、サイサンサイヨンとけたたましく叫ぶ。これが再三再四とすぐわかった人が何人いただろうか。この種のアラさがしをしたらキリがない…

佳人薄命

四 字 熟 語 佳 人 薄 命 美人のモノサシも時代とともに変わってきたが、美人が必ずしも薄命でないのも世の常だ。佳人薄命の佳人はいわゆる美人のこと。美人は生まれつき不幸で病弱で短命だから真の幸福はつかめない、というのが表の意味で、裏には、だから…

二束三文

四 字 熟 語 二 束 三 文 これを二足三文と書いたら試験では通用しないかも。二束三文が正しい。二束で僅か三文にしかならないという意味だが、語源的には江戸時代の金剛草履が二足で三文だったことに由来し、古くは二足と書いていた。その後二足を二束と書…

自己暗示

四 字 熟 語 自 己 暗 示 「あいつは自己暗示にかかりやすくてね、闘う前から負けそうな不安のトリコになってるんだ」などとボクシングのトレーナーが若手選手のことを評していた。これは一種の体質で、自分で勝手にそう思い込んでしまう、いわば暗示をかけ…

才気煥発

四 字 熟 語 才 気 煥 発 煥発は光り輝き現れること。「才気煥発だね」と褒められたら、頭の回転が速く才能が閃いて活発で目立つ、こんなイメージだから最上級の賛辞と思ってよい。まして同年代どうしではあまり使わず、大人たちが子供や若者の閃きに驚いた…

初志貫徹

四 字 熟 語 初 志 貫 徹 初志は最初に思い立った時の謙虚で真剣な気持ち、初心と言い換えてもいいが、世阿弥の言葉に「初心忘るべからず」とあるように、人間は何事であれ、最初の決心を忘れてはいけないと私も教えられた。これが実は難しい。苦しいから挫…

言行一致

四 字 熟 語 言 行 一 致 尊敬と信頼を得るためには言行一致でなくてはいかん、タテマエはたしかにこの通りだが、言うは易く行うは難し、口に出して言うことと実際に行うことが同一である人物など、そう沢山はいない。 「お金よりココロだ、ココロを正しく持…

艱難辛苦

四 字 熟 語 艱 難 辛 苦 苦労や努力は誰しもイヤだから、こういう四字熟語も影が薄くなった。困難や辛い目にあって非常に苦労する、これが艱難辛苦だが、それを乗り越えて目的を達成する喜びなど現代の若者には多分わかるまい。努力しないで成功し、苦労し…

支離滅裂

四 字 熟 語 支 離 滅 裂 会話や文章にまとまりがなく、ちりぢりばらばら乱れまくって筋道が立ってない、こんな様子を支離滅裂という。物事すべて何が何だか訳がわからない状態にも応用できる。「あいつは失恋のあまり言動が支離滅裂だから相手にするな」と…

余裕綽綽

四 字 熟 語 余 裕 綽 綽 余裕はユトリで、綽綽はゆったりして落ち着いている様子。「試験が近いのに余裕綽綽だね」といえば、落ち着き払ってあせらない、あわてない、自信たっぷり、そういう場合だが、現実にそんな人は滅多にいない。虚勢を張ってるか、カ…

一罰百戒

四 字 熟 語 一 罰 百 戒 見せしめに一人の悪人を処罰し、他の百人が罪を犯さない様な戒め、これが一罰百戒である。本来なら百人全部すなわち大勢を罰すべきだが、いたずらに罪人を作るよりむしろ自戒させ犯罪に走らぬ様な脅しのために一人を罰するわけだか…

緊褌一番

四 字 熟 語 緊 褌 一 番 褌はふんどし、緊褌は褌を固く締めること、大いに心も引き締めて事に立ち向かうのを緊褌一番という。文字通り褌を締めるだけなら緊褌一番とは言わない。「緊褌一番、明日の受験にのぞめ」と昔のオヤジは息子にハッパをかけたものだ…

三寒四温

四 字 熟 語 三 寒 四 温 立春を過ぎ、少しずつ暖かく春めいてくるさまを、三寒四温と優雅に表現する。春を待つ心にこの四字熟語のいかに嬉しく響くことか。たしかにこの季節、寒い日が三日ほど続くと、あとの四日はやや暖かい、この繰り返しで春が近づく感…

三位一体

四 字 熟 語 三 位 一 体 読みも書きも要注意。サンイ一体はだめ。サンミと読む。音につられて三身一体と書いたら、これも罰点だ。三つのものが一体となって機能を発揮することを三位一体といい、三者が心を一つにあわせる場合なども、これを使ってよい。 「…

清廉潔白

四 字 熟 語 清 廉 潔 白 「私は清廉潔白だ。何一つ後ろ暗いところはないし、良心に恥じるところもない」と大見得をきった直後にウソがばれる、政財界にはこういう事件がつきものだが、叩けば誰で少しはホコリが出るのは普通だから、自ら清廉潔白と自負する…

皇紀2682年

『建国記念の日 皇紀2682年』 2月11日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966年に「建国記念の日」に定められました。神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節〔きげんせつ〕)は、戦後占領軍の意向で祝日ではなくな…

鶏口牛後

四 字 熟 語 鶏 口 牛 後 有名な支那の故事「むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ」を四字熟語にしたのがこれである。鶏の頭の方が牛の尻よりマシだ、大企業の下っぱ平社員に甘んずるより中小企業の社長の方が生きがいがある、というような意味で鶏口牛後は…

清濁併呑

四 字 熟 語 清 濁 併 呑 このごろは四字熟語としてよりも、「清濁あわせのむ」という表現のほうがポピュラーだ。説明するまでもなく、清いことも濁ったこともどちらも同じように広い心で受け入れるというわけで、転じて度量が大きく包容力のある例えに使わ…

気宇壮大

四 字 熟 語 気 宇 壮 大 成人式のスピーチほどやりにくいものはない。成人への門出を祝おうなんてのはこちら側の勝手な思い込みで、青年たちは無表情、無気力、または騒々しいだけ。「成人式の講演だけは絶対断る」という人を沢山知っている。私も異人類相…

巧言令色

四 字 熟 語 巧 言 令 色 「あいつは巧言令色だからな」といわれたら、信用できない、相手にしたくない、という批判否定の意味になる。巧言は実のともなわぬ口先だけの綺麗ごと、令色は顔の表情をよくする意で、相手に気に入られる様に言葉をうまく飾り表情…

明鏡止水

四 字 熟 語 明 鏡 止 水 明鏡は曇りのない鏡のこと、止水は止まって澄んでいる水のこと、どちらも漢籍からきた言葉であるが、これを続けて明鏡止水という四字熟語にすれば、心にわだかまりや邪念がなく澄みきって静かな心境のことをいう。さしずめ座禅を組…

医食同源

四 字 熟 語 医 食 同 源 お正月はつい食べ過ぎるので、1月7日はお粥を食べて胃を休める。理にかなったこの風潮も、近頃は七草が見当たらないため家庭では実行不能になってしまった。七草がゆに医学的根拠がどれだけあるかは知らないが、飲み過ぎ食べ過ぎ…