河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

再三再四

四 字 熟 語 再 三 再 四 テレビを見ているとタレントたちが信じられないミスをやってくれる。民放の朝番組でレポーターが、サイサンサイヨンとけたたましく叫ぶ。これが再三再四とすぐわかった人が何人いただろうか。この種のアラさがしをしたらキリがない…

佳人薄命

四 字 熟 語 佳 人 薄 命 美人のモノサシも時代とともに変わってきたが、美人が必ずしも薄命でないのも世の常だ。佳人薄命の佳人はいわゆる美人のこと。美人は生まれつき不幸で病弱で短命だから真の幸福はつかめない、というのが表の意味で、裏には、だから…

二束三文

四 字 熟 語 二 束 三 文 これを二足三文と書いたら試験では通用しないかも。二束三文が正しい。二束で僅か三文にしかならないという意味だが、語源的には江戸時代の金剛草履が二足で三文だったことに由来し、古くは二足と書いていた。その後二足を二束と書…

自己暗示

四 字 熟 語 自 己 暗 示 「あいつは自己暗示にかかりやすくてね、闘う前から負けそうな不安のトリコになってるんだ」などとボクシングのトレーナーが若手選手のことを評していた。これは一種の体質で、自分で勝手にそう思い込んでしまう、いわば暗示をかけ…

才気煥発

四 字 熟 語 才 気 煥 発 煥発は光り輝き現れること。「才気煥発だね」と褒められたら、頭の回転が速く才能が閃いて活発で目立つ、こんなイメージだから最上級の賛辞と思ってよい。まして同年代どうしではあまり使わず、大人たちが子供や若者の閃きに驚いた…

初志貫徹

四 字 熟 語 初 志 貫 徹 初志は最初に思い立った時の謙虚で真剣な気持ち、初心と言い換えてもいいが、世阿弥の言葉に「初心忘るべからず」とあるように、人間は何事であれ、最初の決心を忘れてはいけないと私も教えられた。これが実は難しい。苦しいから挫…