河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「鶏始乳」

七十二候の最終候「鶏始乳」 「酒粕」料理で温まろう 1月30日から七十二候の「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」になります。春の到来を感じた鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃という意味です。 風邪気味のときなどはゆっくりからだを休めるのが一番…

「藤山健康文化公園」

「藤山健康文化公園」 愛媛県今治市の「藤山健康文化公園」へ行って来ました。 「蝋梅」が咲いているとの情報で駆け付けました。さらには「梅の開花」や「河津桜の開花」も期待していましたが、残念ながら時期尚早でした。しかし、着実に「春」が近づいてい…

瀬戸内海の夕日

瀬戸内海の夕日 「綱敷天満神社の梅」「大角海浜公園の水仙」と撮影を充分に楽しんだ後、松山市への帰り道での「夕日」です。 「日本の夕陽百選」などには選ばれてはいない、極ありふれた海辺の「夕日」ですが、海岸の砂浜から眺めるサンセットは素晴らしい…

「若草山焼き」

奈良「若草山焼き」は冬の風物詩 毎年1月の第4土曜日に、奈良公園内で「若草山焼き」が行われます。 若草山とは、全面芝生に覆われた丘が3つ連なったなだらかな山で、奈良公園の名物でもある鹿も見られます。頂上には鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)という大…

綱敷満神社

綱敷天満神社 (愛媛県今治市桜井) 菅原道真が大宰府へ左遷される途中、燧灘の壬生川沖で嵐に遭ったが、現宮司の祖先である広川修善と里人に助けられて志島東端に漂着した。急なことで敷物が無く、漁網を敷いて敷物の代わりとしたことから「綱敷」の社名が付…

大角浜公園

大角海浜公園 (おおすみかいひんこうえん) 愛媛県の最北端の岬である大角鼻に造られた公園。来島海峡大橋や瀬戸内海に浮かぶ島々を一望することができます。園内にはツワブキや野地菊の群生が見られるほか、春の訪れを告げる河津桜や水仙など、四季折々の違…

「大寒」

寒さ厳しい「大寒」。 雪の下から「蕗の薹」が顔を出す頃 1月20日は大寒。冷え込みも厳しく、最も寒い頃です。大寒は二十四節気の最後の節気で、ここを乗り切れば春ももうすぐです。昔は1月20日を「二十日正月」といい、正月の祝い納めをする日で、鏡開きも2…

「おしるこ」と「ぜんざい」

「おしるこ」と「ぜんざい」の違いは? 鏡開きの王道餅メニューといえば「お雑煮」ですが、「おしるこ」も定番です。「ぜんざい」も同じようにお餅と小豆餡を使っていますが、「おしるこ」と「ぜんざい」は何が違うのでしょうか。実は、関西と関東では区別の…

どんど焼き

小正月は、どんど焼きで「正月事じまい」 1月15日は小正月。旧暦の1月15日は立春後の望月(もちづき:満月のこと)にあたり、大昔にこの日を正月としていたなごりで、元日を「大正月」、1月15日を「小正月」と呼ぶようになりました。大正月が年神様を迎える…

成人式

成人式の晴れ姿「振り袖」の袖はなぜ長い? 令和2年は1月13日が成人の日(1月の第2月曜日)にあたります。新成人の皆さま、ご家族の皆さま、おめでとうございます!成人式は「冠婚葬祭」ということばの「冠」にあたり、「元服」の儀式に由来します。もともと…

鏡開き

「鏡開き」で無病息災。 七十二候では、1月11日から「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」に入ります。凍った泉の下で水が動き始める頃。かすかなあたたかさを愛おしく感じる時期です。 1月11日は「鏡開き」。お正月に年神様に供えた鏡餅を下げて食べ、無病…

「ままごと」

懐かしき「昭和」-18 「ままごと」 「ままごと(飯事)」とは、幼児の遊びの一種。「おままごと」ともいう。分類上はごっこ遊びの一種と考えられており、身の回り人間によって営まれる家庭を模した遊びである。参加する人を、お父さん、お母さん、赤ちゃん…

今月の万葉集

2020年 万 葉 集 季 節 の 和 歌 1月 睦月(むつき)の万葉集 新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事 大伴家持 現代語訳 新しい 年の初めの 正月の 今日降る雪のように もっと積もれ良いこと

「七草粥」

「人日の節供」には、七草粥を食べて無病息災 1月7日は「人日(じんじつ)の節供」。"人日"とは文字通り "人の日"という意味です。古代中国では1月7日に「人」の運勢を占い、七種菜羹(ななしゅさいのかん)という汁物を食べて無病息災や立身出世を願うとい…

「小寒」

寒さが厳しくなる「小寒」。「寒中見舞い」はこの時期に 1月6日は二十四節気の「小寒」。池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃です。小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、最も厳しい寒さが続く時期といわれています。 なお、…

お屠蘇

不老長寿を願う薬酒「お屠蘇(とそ)」のいただき方は? 元日の朝、家族揃って新年のあいさつを済ませたら、まずいただくのがお屠蘇。 御神酒(おみき)と同じ清酒のように思われがちですが、漢方薬を浸した薬酒で、家族の健康を願う気持ちが込められていま…

祝い箸

「祝い箸」は「神人共食」の為のお目出度い箸 おせち料理やお雑煮をいただくときは、普段使いのお箸ではなく、「祝い箸」を使います。祝い箸は、末広がりの八寸(約24cm)で縁起が良く、「両口箸」「柳箸」「俵箸」も呼ばれる祝い事には欠かせない箸で、水引…

おせち料理

年神様に供える「おせち料理」の由来 お正月と云えば「おせち料理」ですね。元々は「おせち料理」はお正月だけのものではなく、季節の節目に行う節供の料理全般を「御節供(おせちく)」「御節料理」と呼んでいました。やがて、節供の中でも一番重要な正月の…

雑煮

「雑煮」の美味しさは多種多様。 一年のパワーを頂きます。 「雑煮」は、年神様の魂が宿った餅を食べるための料理です。食べることで年神様からその年の生命力が与えられるとされていました。 雑煮は地方色豊かですが、家庭ごとに我が家の味があるのも特徴で…

徳島縣護国神社

初詣は、徳島縣護国神社へ! 先日、所用で愛媛県松山市へ行っていました。夕方の地元テレビ局のニュースで、愛媛縣護國神社で「初詣」に備えて巫女さん達の微笑ましい研修風景が紹介されていました。その中で、「毎年19万人の初詣客が訪れる」と報じていたの…