河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

2019-01-01から1年間の記事一覧

武士道的一日一言 -01

武士道的一日一言 -01 新渡戸 稲造 新渡戸 稲造(にとべ いなぞう、 1862〜1933年 日本の教育者・思想家。農業経済学・農学の研究も行っていた。 国際連盟事務次長も務め、著書 Bushido: The Soul of Japan(『武士道』)は、流麗な英文で書かれ、長年読み続…

懐かしき「昭和」-11

懐かしき「昭和」-11 ベーゴマ 一般的な遊び方 <「ニンガラ」または「床入れ」> 二人で行う遊びです。<男巻き>または<女巻き>といわれる巻き方でひもをベーゴマに巻きつけ、二人が同時にベーゴマを床(とこ)に投げ入れます。 相手のベーゴマをはじき…

懐かしき「昭和」-10

懐かしき「昭和」-10 「馬乗り遊び」 馬とび、馬乗りなどの呼び方がある 遊び方 数人が敵味方に分かれて馬方と、乗り手になり、じゃんけんで勝ったほうが乗り手になるというゲーム。馬方は、親の股に頭をいれ馬を作る。前の馬に次の馬が頭をいれ、両手は前…

御礼

御礼 昨日の小生の誕生日には、大勢の皆さんから本ブログやfacebookのタイムラインやMessengerにお祝いのメッセージを頂き感謝しております。馬齢を重ねるばかりで恥ずかしい限りですが、老骨に鞭打って更に1年頑張ろうと決意しております。 添付の写真は、…

「十五夜」

「十五夜」の不思議と「お月見」の楽しみ方 9月13日は旧暦8月15日の夜、いわゆる「十五夜」で、一年で最も美しい月が見られるとされています。旧暦では7~9月が秋で、その真ん中にあたる8月は一年の中で最も空が澄みわたり、月が明るく美しく見えました。そ…

懐かしき「昭和」-9

懐かしき「昭和」-9 「めんこ」 「めんこ」は、今ではすっかり見ることも少なくなったものの、一昔前の子供達の間では熱狂的な人気を誇っていた遊びです。その理由は、 ・簡単なルール ・取ると嬉しい、取られると悔しい ・意外と身体を使う ・魅力的な絵…

二十四節気「白露」

二十四節気「白露」。 菊の「被せ綿」で長寿を願う重陽の節供 9月8日は二十四節気の「白露(はくろ)」。秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味です。七十二候では「草露白(くさのつゆしろし)」となり、草に降りた露が白く光って見える頃で、…

懐かしき「昭和」-8

懐かしき「昭和」-8 ペナント 三角形の形をした旗の一種。昭和の生活で懐かしい飾りのひとつだったペナントは観光地の名前がプリントされたもの、芸能人の名前が書かれたものなど色々でした。山登りが好きな人の家にいくと色々な場所のペナントが壁に誇ら…

論語-10

論語-10 『富』 子曰く、富が人生にとってどうしても手に入れるべきものであるなら、わたしもどんな苦労をしようがそれを求めるだろう。 だが、どうしても手に入れるべきものででないならば、私は好きなことを思いどおりやるだけだ。 『鬼神を敬して、これ…

日本の心「名刹」-4

木田安彦画伯 日本の心「名刹」-4 11年に京都市文化功労者に選ばれる。13年には京都三十三間堂本坊妙法院門跡より法眼位の称号を叙位された。 没年月日:2015/08/13

日本の心「名刹」-3

木田安彦画伯 日本の心「名刹」-3 木田安彦は、日本画家の下村良之介や彫刻家の辻晉堂、哲学者の梅原猛、ファッションデザイナーの三宅一生らともジャンルを越えて交流。自らの制作においても木版画の他、華麗な色彩によるガラス絵、板絵、水墨、油彩、陶…

七十二候「禾乃登」。 秋桜(コスモス)は秋の風物詩 9月3日から七十二候では「禾乃登(こくものすなわちみのる)」になります。いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字です。収穫の時期ももうすぐです。子どもたちが…

日本の心「名刹」-2

木田安彦画伯 日本の心「名刹」-2 木田安彦は1944(昭和19)年2月14日、京都府京都市に生まれる。70年京都市立芸術大学美術専攻科デザイン専攻を修了。同年東京へ移り博報堂制作部に勤務、入社一年目で毎日商業デザイン賞を受賞するなどグラフィックデザイナ…

日本の心「名刹」-1 

木田安彦画伯 日本の心「名刹」-1 京都の寺社や仏像を主なモティーフとして木版画をはじめ、ガラス絵や水墨画、書等多彩な活動を繰り広げた木田安彦は2015年8月13日、悪性リンパ腫のため死去した。享年71。 小生の高校時代からの親友M氏が、木田安彦画伯と…

「二百十日」「風の盆」

災害への警戒を促す「二百十日」と「風の盆」 9月の和風月名は「長月(ながつき)」。新暦の10月から11月の上旬にあたり、夜がだんだんと長くなる「夜長月(よながづき)」が略されて「長月」となったといわれていますが、秋雨が多く降る時期なので「長雨月…

論語-9

論語-9 『知者は惑わず』 子曰く、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れない。 「惑い」「憂え」「おそれ」は、すべて自己の確立がないところから生ずる。孔子は、自己確立の内容を「知」「仁」「勇」においているのである。 『内に省みて疚しからずんば…

懐かしき「昭和」-7

懐かしき「昭和」-7 昭和のトイレ トイレって時代とともにスタイルが変わっていますよね。昭和の生活で思い出すのが頭上式タンクの水洗トイレ。天井近くに取り付けられたタンクに水が入っていて、流す時は電気の紐を引っ張るようにタンクの紐を引く仕組み…

「八朔(はっさく)」

七十二候「天地始粛」。 夏の終わりの「八朔祭」 8月28日から七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」になります。天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまるという意味です。 また、8月30日は旧暦8月1日にあたる「八朔(はっさ…

超偽善番組

超偽善番組 『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』 ……1917.08.27の日記より…… 『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』という超偽善番組が、昨夜やっと終わったそうだ。昨日、自宅近くの「天然温泉御所の郷」という施設に行った処、今年も女子高生3名が「お願い…

「あ庵」

手打ちそば 「あ庵」 愛媛県今治市玉川町の田園風景の中に佇む一軒家「あ庵」今治市内から玉川ダムに向かう国道よりさらに田舎道にぽつんと平屋で構えている地元では有名なお蕎麦屋さんです。 『こだわり厳選された素材の調和が生み出す、個性的で豊かな味と…

安倍総理 硫黄島

安倍総理 硫黄島で土下座 平成25年(2013年)4月14日に安倍首相は硫黄島(いおうとう)の遺骨収集事業の視察のために、硫黄島を訪問している。 もともと戦没者の遺骨収集は、第一次安倍政権の頃から安倍首相の強い意志で進められ、その後の麻生政権も引き継…

「処暑」

暑さがやわらぐ「処暑」。 子どもが主役の「地蔵盆」 8月23日は二十四節気のひとつ「処暑」です。暑さがやわらぐという意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。また、処暑の頃は台風が多く発生しやすい時期です。この時期の台…

論語-8

論語-8 『報酬の問題は二の次』 子曰く、君に事(つか)えては、その事を敬してその食を後にす。 「仕事が先か、報酬が先か」。この問題は、すでに孔子の時代からあったらしい。報酬を先にする門人たちもかなり多かったとみえて、孔子はそれを戒めているわけ…

硫黄島-2

平成天皇皇后両陛下の硫黄島慰霊祈願 先日「硫黄島で開かれた日米合同の慰霊式典」の写真をアップしました。今日は「硫黄島と天皇陛下」の逸話について記してみたいと思います。 ① 昭和天皇陛下が、硫黄島に慰霊祈願で行かれた時、そこ自体が墓だからと言い…

日本の夏-2

日本の夏-2 「虫取り」「魚釣り」「金魚すくい」「西瓜」「ラムネ」「心太」「蚊取り線香」「風鈴」「線香花火」「虫かご」「夕焼けの浜辺」………。 最高の遊びであり、自分だけの道具であり、そしてご馳走でした。 今の子供達に、日本の伝統・文化の想い出…

日本各地の夏の風景-1

日本各地の夏の風景-1 春が過ぎて、梅雨が終わると、暑い夏がやってくる。毎年の事と言いながら、夏が来るたびに、「夏ってこんなに暑かった?」。それでも、その暑い夏だからこそのお楽しみや感動が目白押しなのもまた事実。海に山に、川に湖に。花火に祭…

懐かしき「昭和」-6

懐かしき「昭和」-6 昭和の文化、暮らし、流行りなどすでに過去のものとして扱われているものが、ある瞬間に現代に蘇ってきます。そういえばそんなことあったっけ…と、ふと一人で子供時代を振り返る懐かしい景色について見ていきたいと思います。ちょっと…

硫黄島

「アメリカの青年達よ。東洋には素晴らしい国がある。それは日本だ。」 硫黄島での戦いの時に第五艦隊司令長官としてアメリカ海軍を指揮したレイモンド・A・スプルーアンス海軍大将の言葉です。「アメリカの青年達よ。東洋には、素晴らしい国がある。それは…

日本の夏

日本の夏 8月の和風月名は「葉月(はづき)」ですね。旧暦では7月が秋の初めの初秋なので、8月といえばもう仲秋。それで葉の落ちる月で「葉落月(はおちづき)」、それが転じて「葉月」になったという説が有力です。 でも、現在ではギラギラの太陽が照りつけ…

敗戦の日

敗戦の日に想う。 本日を我が国のマスゴミは、「終戦の日」とか「終戦記念日」と詐称するのを常としますが、歴史的事実は紛れもなく「敗戦」です。 しかしいつまでも、終戦記念日と呼び続けるのは、敗戦でなく終戦と呼ぶ事で、自分達の利益を守っている輩が…