河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

硫黄島-2


平成天皇皇后両陛下の硫黄島慰霊祈願

先日「硫黄島で開かれた日米合同の慰霊式典」の写真をアップしました。今日は「硫黄島天皇陛下」の逸話について記してみたいと思います。

昭和天皇陛下が、硫黄島に慰霊祈願で行かれた時、そこ自体が墓だからと言い、靴を脱いで上陸されました。因みに同行の小沢一郎は普通に靴をはいていたそうです。遺骨収集が完了していない地下壕跡に入るときは、周りの案内役はそのまま足を踏み入れたのに、昭和天皇は靴を脱いで裸足になられたのです。この話は、青山繁晴氏が語っていました。

② 平成天皇陛下は、平成六年に硫黄島を訪問され、多くの犠牲者を出した箇所で慰霊祈願をされました。そして、飛行機で日本へ向かうとき、その慰霊祈願された場所から天に向かって火柱が走ったそうです。それは、天皇陛下が慰霊祈願された事への亡き御魂達の感謝を示すかのようだったというのです。

 

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硫黄島には、自衛隊が駐屯していますが、夜になると軍靴の足音と軍馬の足音が宿舎に聞こえるのだそうです。ですから宿舎の四隅には塩が置かれたそうです。しかし、それでも、夜中に行進する兵隊なんかは当り前で、中には夜な夜な水を求めて徘徊する黒焦げの兵隊の姿を見ることがあったんだと。 恐らく彼らの中では戦争はまだ終わって無かったんだと思われます。ところが、平成天皇陛下硫黄島を訪れ、慰霊祈願を捧げ、真心を手向けられたその夜から、それらの怪奇現象は全く無くなったというのです。陛下がお帰りになる時に、慰霊祈願した場所から天に向かって火柱が走ったのは、硫黄島に眠る戦没者二万千九百柱の御魂が機上の陛下をお見送りし、感謝の意を示めするかの ようであったというのです。

竹田恒泰氏も、「平成天皇皇后両陛下が硫黄島で拝礼をなさった。その時からそういった怪奇現象がぴたっと止まって以降、何も起きなくなった、と。僕は、同じ話を何人かから聞きましたよ。天皇の祈りって凄いのです。天皇の祈りは人を神にする力がある。怨霊だろうが浮遊霊だろうが、関係ない。一気に神にする力。天皇の祈りは本物なのですね。だから、硫黄島も両陛下がお出ましになった事で 3万の御柱は鎮められたのかな、慰められたのかな、という風に思います。」と語っておられます。

平成6年、平成天皇陛下皇后陛下硫黄島慰霊での御歌
精根を込め戦ひし人未だ地下に眠りて島は悲しき(天皇陛下
慰霊地は今安らかに水をたたふ如何ばかり君ら水を欲りけむ(皇后陛下

世界一豊かで、世界一治安がよく、世界一知性があり、世界一国際社会に貢献している ...天皇陛下がおわす、「世界一の国家 日本」を誇りに思います。

 

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