武士道的一日一言 -01
新渡戸 稲造
新渡戸 稲造(にとべ いなぞう、 1862〜1933年
日本の教育者・思想家。農業経済学・農学の研究も行っていた。 国際連盟事務次長も務め、著書 Bushido: The Soul of Japan(『武士道』)は、流麗な英文で書かれ、長年読み続けられている。日本銀行券のD五千円券の肖像としても知られる 。東京女子大学初代学長。東京女子経済専門学校(東京文化短期大学・現:新渡戸文化短期大学)初代校長。
『運』
運は天から降ってくることも、地から湧いて出ることもある。とはいえ、待っている者には来ないで、待っていない者のところに来る。地は耕す者にとっては豊かだか、なまけて秋を待つ者には実りをもたらさない。天は自ら守る者を守のであり、お守りに頼る者は守ってくれない。
守るとは身を守るのが守るなり
身を守らねば神も守らず
『豊臣秀吉訓』
一、欲を捨てよ 一、人とものを争うな 一、何事でも人並みになれ
一、何事でも卑下するな 一 、女に心を許すな 一、朝寝坊するな
一、将来のことを思って身をつつしめ 一、物事は飽きずにやりぬけ
露とおき露ときえぬる人の世や
難波のことは夢のまた夢