河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

秋の味覚「柿」


    秋の味覚「柿」。 どうして甘かったり渋かったりするの?


11月の和風月名は「霜月(しもつき)」。文字通り、霜が降る月ということで「霜降月(しもふりつき)」が略されて「霜月」となりました。
また、「神無月」に出雲に集まっていた神様達が帰って来る月なので「神帰月(かみきづき)」、収穫祝いで神楽を奏することが多いので「神楽月」、もうじき雪の季節がやってくるので「雪待月」などの異称もあります。

 

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さて、近所に背の高い柿の木があり、実がもがれることもなく赤く色づいています。「甘いのかな?渋いのかな?」とちょっと気になります。皆さまも柿の木を見て、気になったことはありませんか?なぜ、柿は甘かったり渋かったりするのでしょう。
それは、柿に含まれる渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかによって決まります。未熟なうちは甘柿も渋柿も「可溶性」タンニンを含んでいますが、甘柿は成熟するとタンニンが「不溶性」(水に溶けない性質)になるため、渋く感じません。一方、渋柿は成熟してもタンニンが可溶性(水に溶ける状態)のままなので渋く感じるのです。

柿はビタミンCやβカロテンが豊富で、風邪の予防や疲労回復にもよさそうですね。

夢吊橋


夢吊橋


夢吊橋は,広島県東部の芦田川流域に建設された「八田原ダム」の付替道路の一部であり,ダムを望む上流500m地点に架けられた歩行者専用の跨水橋として,ダム湖周辺整備における「水辺環境を創出するモニュメント」として位置づけられている。 

 

 

 

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このため,周辺の地形や風景に調和する形式として,両岸の堅固な地形を利用した,塔を持たないPC吊床版橋を採用することとした。この形式としては世界最大規模であり,橋のたもとには世界一であることを認定する銘鈑も設置されている。

 

 

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人造湖である芦田湖には、夢吊橋がかかっています。この夢吊橋はケーブルをコンクリートで包み込んで床板とする単径間吊床版構造が採用されており、橋の支間長147.6mはこの形式の橋では世界一長く、ギネス記録です。中央付近で飛び跳ねるとゆっくりとした揺れを体感できるとのことですが、 小生は体重が軽いせいか実感出来ませんでした。
尚、橋を渡りながら願い事をするとその願いが叶うと言われているそうです。

 

 

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『日本アホバカ勘違い列伝』


『日本アホバカ勘違い列伝』 (WAC BUNKO 283) Y994-

 

Amazonから購入し読み始めましたが、最高に面白く痛快で勉強になる1冊です。
著者の「北岡俊明」氏は、徳島市の出身で徳島県城南高校から大阪市立大学経済学部を卒業された経営評論家です。つまり小生の高校の先輩にあたり、本の中にも徳島を懐かしむ記述も散見されます。「勘違い人間」を徹底的征伐する姿勢には同感し、溜飲が下がる思いで読み進めています。賢明な諸氏には、是非一読をお勧めします。

 

  

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日本をダメにする「勘違い人間」を征伐する!
本書で論難されている「勘違い人間」とは──こんな面々!
① 生まれながらの特権・利権をもった世襲人間(政治家・医者・歌舞伎役者等々)
② 能力がないのに有名になり図に乗っている人間(テレビタレント・芸人等々)
③ 能力がないのに、自分を偉いと錯覚し、価値観を押しつける人間(作家・弁護士・評 論 家・キャスター等々)
④ 国民の血税をすすっている人間(天下り官僚・補助金漬けの農民・漁師等々)
⑤ 勘違いしている組織やテレビ局の人間(日本相撲協会・日本弁護士連合会・「サンデ ー モーニング」等々)---のことである。

 

(主要登場人物)
池上彰是枝裕和小泉進次郎辻元清美蓮舫関口宏羽生結弦ビートたけし阿川佐和子谷岡郁子タモリ太田光大竹まこと安室奈美恵尾木直樹、田中英寿、中田英寿白鵬、原晋、安藤優子テリー伊藤佐藤優下重暁子寺島実郎青木理八代英輝 ……ほか多数登場!

 

昭和のあの頃…………


   『昭和のあの頃 ぼくたちは小学生だった』 かねこ・たかし著


ぼくたちは、昔はみんな子どもだった。子ども時代は楽しかった。
あの場面、この場面。「郷愁の宝箱」には、過ぎし日の幾多の感動が詰まっている。ぼくは、子どもの頃、別けても小学生時代のことが、何から何まで懐かしい。貧しかったが、貧しさそのものまで懐かしい。

 

 

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ちゃぶ台/足踏みミシン/めんこ/紙芝居/赤チン/銭湯/真空管ラジオ/氷冷蔵庫/学校給食/ラムネ/蒸気機関車/街頭テレビ………
あなたは、どんな想い出がありますか?

かねこ・たかしさんの文章と柴慶忠さんの絵に魅せられ、ページ毎に懐かしさの余り涙し、タイムスリップした世界で子どもに還っています。
みなさんにも一読をお勧めする次第です。

……ディスカヴァー・トゥエンティワン発刊 Y1500- ……

「霜降」


     二十四節気霜降」。「山粧う」紅葉の時季


10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。
寒露」の次にあたり、露の後は霜ということで気温はさらに低くなってきます。

 

 

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七十二候でも「霜始降花(しもはじめてふる)」に入ります。
山里では霜によって草木や作物が枯れてしまわないよう、警戒する時期でもあります。家で育てている大切な花鉢なども、夜は室内に取り込んであげると良いですね。

霜は冷気によって大気中の水分が結晶化し、草木の表面や地面が白くなる現象。地表の温度が0度以下になると霜が降ります。雪と同様、気体の水蒸気からいきなり固体の霜になるわけですから、霜は地上にできた雪ともいえます。窓にできた霜を見ると結晶の形がはっきりと見えるそうなので、機会があれば見てみたいものです。

ぐっと冷え込むこの頃は、楓や蔦の紅葉が色鮮やかになっていきます。紅葉に彩られた秋の山を「山粧う(やまよそおう)」といいます。花が咲き始め、鳥が歌う春は「山笑う」、青葉が茂りみずみずしい夏は「山滴る」、冬山の静けさは「山眠る」などと、四季折々の山をまるで生きているかのように表すことばがあります。これは、11世紀の中国の郭煕(かくき)という画家のことばに由来しているそうですが、とても素敵な表現ですね。

日本だけではなく他の国々でも紅葉は見られますが、国土のおよそ7割が森林でさまざまな落葉樹が生えており、寒暖の差もある日本では、いたるところで美しい紅葉が見られます。秋晴れの下で紅葉狩りを楽しみたいですね。

 

「即位礼正殿の儀」


        「即位礼正殿の儀」


昨日、皇居の宮殿で最も格式の高い「松の間」において、天皇がご即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が執り行われた。
日本古代からの伝統を踏まえた壮麗な儀式ではあるが、決して派手ではなく、「皇帝の誕生」という大イベントであることを考えれば、極めて質素な印象だったが、極めて日本らしさを感じさせる儀式だった。

 

 

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昨日の関東地方は、風が強く、雨も降るあいにくの天候だったが、即位礼正殿の儀が始まった瞬間、雨は止み、陽が差し、東京では虹が確認された。富士山は雲が晴れ、山頂が初冠雪でお目見えしたそうだ。天照大神の為せる業だと、ネットでは持ちきりのようだ。古来、天災が起きれば天皇がご自身の不徳と述べられてきた日本であるから、令和の走り出しにも良い兆しである。

 

 

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なお、 韓国首相の李洛淵(イ・ナギョン)が羽田空港に到着したら、強風(神風)が吹き、傘を破壊した!
やはり、日本は神の国だった!

 

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「即位の礼」の儀式


                        「即位の礼」の儀式


10月22日から31日まで、「即位の礼」として様々な儀式が行われます。中でも22日に行われる「即位礼正殿の儀」は、皇位継承に伴う一連の儀式の中で中心となる儀式です。この日は、今年に限り国民の祝日扱いとなり休日で、官公庁や銀行もお休みになりますから気をつけましょう。

 

 

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この貴重な儀式が私たちにも身近に感じられるような仕掛けがいくつかあるので、代表的な三つをご紹介します。まず一つ目は、「即位礼正殿の儀」の模様が初めて公開されること。政府インターネットテレビでライブ中継されるそうです。

二つ目は、即位に伴う祝賀パレード「祝賀御列の儀」です。当初は「即位礼正殿の儀」に続いて行われることになっていましたが、日程が延期され、11月10日に実施されることになりました。パレードは、皇居宮殿から赤坂御所まで、オープンカーで約30分かけて行われるそうです。

三つ目は、「即位礼正殿の儀」で使われた天皇陛下の立たれた高御座(たかみくら)と皇后の立たれた御帳台(みちょうだい)の一般公開です。歴史的調度品でもある高御座と御帳台は、普段は京都御所紫宸殿に常設されていますが、この度の儀式のために皇居へ運ばれ、一連の儀式が終わった12月以降、東京国立博物館京都御所で一般公開されます。

即位の礼の期間は、海外の要人も多数来日されるので、大規模な交通規制も行われます。東京都内にお出かけの方はご注意くださいね。