河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

懐かしき「昭和」-16


懐かしき「昭和」-16


「相撲遊び」


日本の国技である相撲。しかし、子供にとって相撲は馴染みが薄く、空き地で友だちと相撲をとる…なんて光景も見かけなくなりました。

 

 

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「はっけよ〜い、のこった!」の掛け声で始まる 相撲の取り組み、勝ち負けを決めるルールはいたってシンプルです。土俵の外に出てしまうか、足の裏以外の部分が地面についてしまうと負け。勝つためには、相手を土俵の外に押し出したり、投げ飛ばして転ばせたりする必要があるわけです。 反則もあり、拳で殴る、髪の毛をつかむ、腹を蹴るなどは「禁じ手」として負けになってしまいます。

 

なのに、今の親は何もかも「危ない、時代が違う」で済まし、子供にうるさく注意をします。木の枝を振り回していたら警察を呼ぶ親もいます。砂場で遊ぶ子供にも「汚い、消毒されていない砂場で遊ぶな」と、また怒ります。

今の子供達は可哀想ですねぇ。

 

秋桜


東かがわ市秋桜

 

香川県東かがわ市市道沿いの秋桜を撮りました。

 

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毎年この場所で秋桜彼岸花を撮っているのですが、今年の秋桜は花が少なく寂しげでしたが、綺麗に咲き誇っている姿は見事でした。

片田舎の市道脇の畑です。車が、たまに通り過ぎるだけで人通りも無く、花を愛でる人は皆無です。それにも負けず、健気に精一杯咲き誇っている秋桜に今年も感動しました。

 

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「菊花開」


     「菊花開」


10月14日からは七十二候の「菊花開(きくのはなひらく)」。菊の花が咲き始める頃です。

 

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 菊は、桜と並んで日本を代表する花です。薬草として中国から日本に伝来し、日本で観賞用に改良を重ねられ、発展したのが「和菊」です。宮中など上流階級で愛好されていましたが、江戸時代には庶民の間にも普及し、観賞用として様々な品種が生まれました。
「仏花」のイメージが強いせいか地味な印象ですが、愛好家も多く、秋には全国で菊まつり、菊花展が開催されます。

懐かしき「昭和」-15


懐かしき「昭和」-15


いかけや


鋳掛屋(いかけや、)とは、鋳掛を行う職人のこと。鋳造された鍋、釜などの鋳物製品の修理・修繕を行う職業。語源は金属を「鋳て」(溶かして)「かける」から「いかけや」である。

 

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町中や村々を呼び巡り、声をかけられたら仕事をした。道具箱のなかにふいごを持参しているのが普通であった。融点の低い鋳鉄で鋳造された当時の鍋・釜の穴やひび割れを直すために鋳鉄片を溶融しうるだけの熱量は、この程度の簡易な装備でも確保しえたのである。

 

明治、大正時代までは鍋・釜の品質が向上しなかったので鋳掛屋商売も成り立っていたが、昭和期に入ると近代工業で大量生産されたプレス成型のアルミ鍋等が流通するようになり、これらは流しの鋳掛屋が簡単に補修できるものではなく、また価格の下落により敢えて修理する必要も感じられなくなり、急速に廃れてゆくことになる。ただし、鋳掛の技術そのものは現在でも必要とされ、小型の鐘、大釜などを片手間に鋳掛ける鋳造業者もある。

 

北谷の彼岸花


北谷の彼岸花

 

松山市窪野町北谷の彼岸花です。

 

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今年は、都合がつかないのではと心配していましたが、先日何とか遠征出来ました。もう、彼岸花シーズンの終盤でしたが、大勢のカメラマンで賑わっていました。毎年、この「彼岸花の群生」で「秋の訪れ」を感じています。駆け足撮影となりましたが、「赤い絨毯」に満足した一日でした。

 

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「さつまいも」


          二十四節気寒露」。
             秋の味覚「さつまいも」を楽しむ


10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」。草木に冷たい露が降りる頃という意味です。今年は10月になっても30℃を超える日があったりして、なかなか涼しくなりませんが、朝晩はひんやりと冷え込むようになってきましたね。

 

 

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さて、秋らしい涼しさは今ひとつですが、秋の味覚で季節を感じてみるのはいかがでしょうか。なかでも、さつまいもは子どもからお年寄りまで人気の食材。ふかしいもにしたり、天ぷらにしたり、スイートポテトも人気ですね。シンプルに一番おいしくいただくなら、やはり焼きいもですね。

さつまいもの食文化が花開いたのは江戸時代。京都に焼きいも屋さんが登場し、焼いたさつまいもが栗の味に似ていたので「栗(9里)にはやや及びませんが」という洒落で「八里半」と名付けました。その後、焼きいもは江戸に伝わり、小石川の焼きいも屋さんが「栗(9里)より(プラス4里)うまい13里」と洒落て「十三里」の看板を掲げました。これが江戸っ子にウケて大ヒット商品となり、「さつまいも=十三里」が定着しました

さつまいもの旬は9月~11月ですが、実は、さつまいもには旬が2回あります。収穫したての9月~11月だけでなく、収穫の後2ヶ月ほど貯蔵して、水分を飛ばすと甘さが増して、さらにおいしくなるからです。ずんぐりと太く、皮につやがあって色が濃く、実のよくしまったものが良質です。

小生の地元・徳島には全国に誇る「なると金時」があり、秋の味覚を堪能しています。

金木犀


自宅の「金木犀

 

今は亡き母が、生前こよなく愛していた金木犀です。形見分けとして小生が貰い、自宅庭に移植して大事に育ててきました。あれから幾星霜、大きく立派に育ち、今年も見事に咲き誇ってくれました。早速、墓前に供え報告しましたが、金木犀の香りに包まれながら亡き母との会話を楽しんだ一時が過ごせました。

 

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金木犀花言葉は、「謙虚」「気高い人」です。
秋、強い芳香のあるオレンジ色の花をつける金木犀。その甘い香りと共に季節を告げる花です。花言葉の「謙虚」は、香りのすばらしさに対して、目立たない小さな花をつけることから、「気高い人」は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく潔く花を散らせることからきているといわれます。

 

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