四国八十八箇所霊場第八番札所「熊谷寺」の「蜂須賀桜」と「土筆」
先日、今年も近くの「熊谷寺」に参拝し、「蜂須賀桜」と「土筆」を撮って来ました。
「蜂須賀桜」は8分咲きでしたが、仁王門の「白木蓮」は未だ蕾の状態でした。
尚、「土筆」は豊作で元気に立ち上がっていました。
『ハチスカザクラ(蜂須賀桜)は、カンザクラ系のサクラの栽培品種です。
沖縄系のカンヒザクラとヤマザクラの一代自然交配雑種のカンザクラで、江戸時代まで徳島城御殿にあり、蜂須賀の名称は、当時徳島藩を治めていた蜂須賀氏に由来します。廃藩置県に伴い最後の徳島藩主となった蜂須賀茂韶が、重臣で原田家当主の原田一平に託したとされています。
歴代藩主が庭園の「お留め石」に留まって鑑賞したことから「お留め桜」と呼ばれており、転じて花の可憐さから「乙女桜」とも。以後250年に亘って原田邸で育てられ、毎年3月に保存会によって一般公開されています。
サクラの代表とされるソメイヨシノに比べ、開花時期が非常に早いことが特徴で、2月下旬からおよそ1か月ほど淡い紅色の花を咲かせます。色はソメイヨシノより若干濃く、花びらの先に紅のサシが入るのが特徴で花弁は5枚です。また、徳島県内では原田家の母樹(徳島市)のほか、眉山などでも植樹されており、各地でその姿を見ることができます。』
とのことです。