河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

ゆきもと農園


                   ゆきもと農園のかき氷   


ゆきもと農園(愛媛県西条市丹原町)は、イチゴとぶどうを栽培しており、オリジナルスイーツが話題の観光農園です。4月上旬〜5月末までは「いちご狩り」、8月上旬〜9月下旬は「ぶどう狩り」で賑わっています。今の時期は、「いちごのかき氷」が有名で、カップルが行列しているとの評判を聞きつけ、オジさんグループで駆け付けました。

 

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早速、「かき氷 極」〜生いちごブレンド〜 練乳がけ Y700- を注文。いちご本来の味に拘った素朴で好感が持てるもので美味しく頂きました。また、いちごは高設で栽培されその台の上にはブドウが既に実っており、8月からの「ぶどう狩り」も楽しめそうです。

 

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同じハウス内に併設さ れたカフェでは、畑を眺めながらいちごが一杯乗ったソフトクリームなどの美味しいスイーツが楽しめます。なかでも話題は夏に提供されるフワフワもりもりのかき氷! 農家だからこそ作れるスイーツは一度は味わいたいと大人気です。

 

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ひょこたん池


                 ひょこたん池の向日葵

 


愛媛県の仲間に誘われて「ひょこたん池公園」へ行って来ました。
ここは「桜」と「向日葵」で有名なこぢんまりとした公園で、彼等が昨年に撮った「向日葵」に魅せられての遠征です。暑いのは覚悟していましたが、それにしても暑かったです。

 

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向日葵」は咲き始めでしたが、その分元気な姿を撮ることが出来たのと僅かですが「」も咲いており、また遠景には「坊ちゃんスタジアム」が望めました。写真の出来は例によって今一つですが、熱中症にならなかったのはラッキーで「夏の撮影行」を充分に楽しめました。

 

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「ひょこたん池公園」: 愛媛県伊予郡松前町中川原

 

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こんにゃく橋


神山町こんにゃく橋

 


写真は、徳島県名西郡神山町神領に架かっている「こんにゃく橋」です。
洪水で流されても良いようにロープを結んだだけの一枚板の橋、渡るとフワフワプニョプニョ、まるでこんにゃくと云うことで、通称こんにゃく橋。自然に逆らわないスタイルが示唆に富んでいますね。

 

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我が徳島県は、水には恵まれており「橋」も数多く架かっています。中でも「祖谷のかずら橋」「吉野川の潜水橋」は有名ですが、今回ご紹介するのは「一枚板のこんにゃく橋」です。「四国三郎吉野川」の支流「鮎喰川(あくいがわ)」の上流、名西郡神山町神領の生活橋です。

 

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以前には、ちゃんとした橋が架かっていたそうですが、洪水で流され橋桁しか残っておらず、乏しい町予算で架け替えてもまた流される、それなら橋桁だけを再利用しようと「一枚板」を架けただけの「エコ橋」としたそうです。これを渡るには、勇気と慎重さを必要としましたが、地元の猛者達は、自転車に乗って通行すると聞き、人間の逞しさに感服した次第です。

 

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「自然保護活動」をお題目とする市民団体は数多くありますが、自分達はクルマ社会にどっぷり浸りながら、自己満足で自然保護を叫んでいるに過ぎません。例え不自由でも、コンクリートやクルマから脱却し、自分の足で歩き生活しているココの様な田舎の住民こそ「自然保護活動」を実践しているのではないでしょうか? 残念ながら小生には未だその覚悟はありませんが、深く考えさせられた一時でした。

 

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皆さんにも、この「こんにゃく橋」を渡る事をお薦めしますが、水位が低い時が安全ですねぇ。

 

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「土用」


          雑節、夏の「土用」。夏バテ防止の知恵と土用干し

 

昨日から雑節の夏の「土用」に入りました。土用とは、立春立夏立秋立冬前の18日間(または19日間)のことを指します。季節の変わり目に土用があり、昔はさまざまな禁忌や風習がありましたが、夏の土用は梅雨明けと重なることが多いために重要視され、土用といえば夏の土用を指すことが多くなりました。これは、高温多湿な日本ならではの暮らしの知恵といえるでしょう。

  

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土用の期間にめぐってくる丑の日が土用の丑の日」で、今年は7月21日と8月2日の2度あり、1度目は「一の丑」、2度目は「二の丑」と呼ばれます。土用の丑の日には鰻やうどん、梅干しなどの「う」のつく食べ物を食べるとか、薬草を入れた「丑湯」に入るなど、夏バテ防止のための風習が残っています。
江戸時代には桃の葉を入れた桃湯を丑湯としていたそうです。蒸し暑い日には、ついシャワーだけで済ましがちですが、お気に入りの入浴剤を入れてゆっくり湯船につかって疲れをとるのもおすすめです。

 

 

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 夏の土用は梅雨明けと重なるため、大切なものを風に当てて湿気をとる「土用の虫干し」が行われていました。昔は着物や履物だけでなく、掛け軸や書物も虫干ししていました。
また、晴れた日が3日続くようなら、梅干しの土用干しです。

お盆


先祖の霊を迎えるお盆。一般化したのは江戸時代から


7月15日はお盆。
お盆の行事は全国各地で行われるものですが、地域によって時期が違います。旧暦では7月15日でしたが、新暦の今は8月15日の月遅れのお盆が中心です。新暦から旧暦に変わるときに「月遅れ」のお盆となったためですが、東京や横浜などの都市部では7月というところが多くあります。また、沖縄や西南諸島では、旧暦7月15日を守っているので、毎年お盆の日が異なります。

 

 

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お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。ちょっと日本語らしくないのですが、それもそのはず、「盂蘭盆」はインドのサンスクリット語の「ウラバンナ」(逆さ吊り)、ペルシャ語の「ウラヴァン」(霊魂)からきた言葉だといわれています。また、お盆は供物を盛る器を表しているという説もあります。「逆さ吊りって何?」と気になった方は以下をご覧ください。お盆の由来です。

 

 

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お盆の行事は、仏教の開祖であるお釈迦様の弟子が地獄に落ちた母親を救うため、7月15日に霊を供養した、というのがそもそもの起源です。お釈迦様の弟子のひとり、目連尊者(もくれんそんじゃ)は神通力によって亡き母が地獄に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。どうしたら母親を救えるか、お釈迦様に相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう」といわれました。目連尊者がその教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生が遂げられたということから、精霊を供養する盂蘭盆会の行事が生まれたといわれています。

この盂蘭盆会の行事が日本の祖霊信仰と融合し、日本独自のお盆の風習がつくられていきました。

「蓮始開」


七十二候「蓮始開」。早朝に清らかに開く天上の花

 

7月12日から七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」。

蓮の花が咲き始める頃です。

 

優美で清らかな蓮は天上の花にたとえられ、お盆には欠かせません。7月15日にお盆をする家では、蓮の花や葉で盆棚を飾る家も多いことでしょう。仏教では、蓮は泥の中に生まれても汚れなく清らかに咲くことから「清浄無比の花」と尊ばれ、多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われています。

 

 

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蓮は、最も古い植物のひとつで、およそ1億4000万年前にすでに地球上に存在していたといわれています。蓮の生命力は驚異的で、2000年も前の蓮の実が昭和の時代になって発芽した自生地もあります。蓮の名所は各地にありますが、蓮の花は早朝咲き始め、昼になると閉じてしまいます。花をご覧になるならとにかく早起きして出かけましょう。夏の朝、まだ少し空気がヒンヤリとするうちに静かに開き始める姿は一見の価値ありです。

蓮とよく似た植物に睡蓮がありますが、見分けるポイントは葉。睡蓮の葉は切れ込みがあり、水面に広がりますが、蓮は切れ目がなく、水面より上に葉を広げます。葉を観察すると見分けがつきやすいですよ。

みろく自然公園の蓮


みろく自然公園の蓮


早いもので今年も半分が過ぎ去り、後半戦の開始ですね。
それを記念して(?)、香川県さぬき市大川町の「みろく自然公園の蓮」を撮りに3年振りに行ってきました。 蓮は「早寝早起き」とのことで、普段よりも早く起き寝ぼけ眼で駆け付けたのですが「梅雨の晴れ間」で凄く蒸し暑く参りました。ここは大きな瓶に蓮を植えているのですが、3年前よりも瓶が少なく感じました。

 

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花も終わっているのが多く残念でしたが、よく見ると「蕾」も沢山あり本番はこれからかも知れません。蓮の花に囲まれた「極楽浄土」に似合わず、芸術家気取りのジジイが周りの阿呆共から「センセイ」などと呼ばれ、我が物顔に振る舞っていましたので「キツーイお灸」をすえておきました。

 

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みろく公園にとって蓮の花は無関係ではありません。園内にある「みろく池」から弥勒菩薩の石像が出土したことから、「みろく」と名のつくこの場所だけに弥勒菩薩の台座となる「蓮」はここならではの花なんです!毎年3月には鉢を綺麗に洗い、土を入れ替え、元気な蓮を残す作業を行なっています。

 

 

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蓮は6月下旬ごろに蕾が大きく膨らみ、色づき始め、花が開きます。そして蓮の花が咲くのはたったの4日。4日の間は毎日早朝に開き、昼過ぎ~夕方には蕾に戻るのを繰り返します。一度夕方に撮影に来たことがありましたが、その時はほとんどが蕾の状態…
蓮を見るなら朝に来ないと!と教えてもらったのを思い出します。

 

 

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早朝の撮影のあとは…みろく公園すぐ隣「道の駅みろく」でモーニングもおすすめ!
朝9:00からジャージー牛乳で作る美味しいパンとコーヒーが楽しめますよ♪
とにかく暑かったので、さらに「かき氷」もいただきました。