四 字 熟 語
斬 新 奇 抜
紅白歌合戦で歌手がとっぴょうしもない衣装を着て現れると、「奇抜な人ねぇ」という感嘆の声。奇抜という言葉には、半ばあきれるニュアンスもないとはいえないが、斬新奇抜となると、ぐっと前向きの評価になる。
斬新は際だって高く目立ち、そして新しいことだから、着想や趣向やセンスが際だって新鮮で、それまで類を見ないような意表をつくもの、これらを斬新奇抜といい、アイディアや作品などの形容に使う。
これがやや行きすぎると、奇をてらいすぎて笑いものになるから、ほどほどの斬新奇抜さでとどめなくてはいけない、ここらがやっかいなところだ。