河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

アルマイト弁当箱

 

                                         昭和のあの頃


                     過ぎ去った遠い日々に、思いを馳せる。
                          それによって、心に喜びを感じさせる。
                          不安なコロナ時代、良かったことを考えながら。


             その50          アルマイト弁当箱

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ちょっと前までは、学校や会社に持っていくお弁当箱の定番と言えばアルミ製のお弁当箱、という方も多いのではないでしょうか。多くの方に親しみのある弁当箱とも言えるのがこの「アルミ製の弁当箱」です。

 

最近では保温弁当箱が定番になったり、ちょっとおしゃれに曲げわっぱ弁当箱を使う方などがいるおかげで、すっかり肩身の狭くなったと言えるアルミ製の弁当箱。ここではそんなアルミ弁当箱についての特徴やメリット・デメリットなどについて解説していきます。

アルミ製弁当箱の最大の特徴でもありメリットとなるのが、軽くて丈夫であるという点でしょう。特にお母さんが子供に持たせる弁当箱のド定番と言えばこのアルミ製弁当箱だったと言えるでしょう。多少落としても割れたり壊れたりしにくく、プラスチックのお弁当箱特有の色素の沈着もありません。そして油汚れなどを含めた汚れ落としが非常に簡単な点は、忙しいお母さんを非常に助けたことでしょう。

 

最近のアルミ製弁当箱は、アルマイトという人工的な処理を加えることによってさらに強度が上がっており、非常にサビに強い点なども大きなメリットの一つと言えるでしょう。デメリットとしては、プラスチック素材のお弁当箱ほど現在は種類も多くなく、形や大きさが限られるという点においてもデメリットであると感じる方がいらっしゃるようです。

 

一時期アルミ製弁当箱を使用すると、アルミの一部分が溶け出して人体に悪影響を及ぼす、果てはアルツハイマーの原因になるというような説がありましたが、これは現在誤りであるとされています。アルミ製弁当箱からでるアルミ成分は、食物や水、空気中から通常摂取するアルミ成分にくらべて極微量にすぎず、人体への影響はないとのこと。そこまで神経質になる必要はないと言えるのではないでしょうか。