河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

うどん本陣山田屋本店


   「うどん本陣山田屋本店」 香川県高松市牟礼町牟礼3186

 


香川県高松市内の「うどん本陣山田屋本店」、「五剣山・八栗寺」の麓に位置します。その建物は、江戸末期に建てられた銘酒「源氏正宗」元酒造家の約800坪の広大な敷地に建てられたお屋敷です。四国八十八カ所八栗寺参道沿いにあり、国指定登録有形文化財でもある由緒ある屋敷と庭園を眺めることができるため雰囲気抜群のお店。実はここ、日本中に流行させた、うどんにつゆをぶっかける「ぶっかけうどん」発祥の店でもあります。

 

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「うどん本陣山田屋本店」は香川県を代表する讃岐うどん店であり、香川県民はもちろんのこと全国、全世界から訪れる観光客の方々から支持されている老舗のお店です。お屋敷の中で庭園を眺めながら食べられることもあり、セルフうどん店に比べると割高ですが、その分高級感を味わえます。

 

 

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お店の雰囲気も良いのですが、それだけが人気の理由ではありません。うどんの麺にもこだわりがあります。ここのお店で徹底している作り方が「足踏み・菊練り・手打ち」の手作業です。温度や湿度など些細な環境の変化で、熟成具合が変わる「小麦粉と塩と水」のシンプルな素材を使ううどんは、一日のなかでも、同じ味を出すことがとても難しいのです。そのため朝食べても夜食べても味にブレがないのは、麺がどんな状態か職人たちが、うどんを作り続けていくうちに感じとって、手作業で作るから完成されたものが仕上がるのです。そのため、いつ行っても美味しいうどんを食べられることができます。

 

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店内は、3種類の席に分けられています。母屋にあたる本館は、座敷席が約90席、酒造や長屋門を改装した離れは椅子席を中心に約170席、天気の良い日には、庭園席が約30席と利用できます。どの席にするかは空き状況次第ですが、できれば母屋の本館の座敷を選ぶことをオススメします。

この母屋は、 その昔お殿様をもてなしたと言われる奥座敷でもあり。とても落ち着いた雰囲気で風情のある庭園が一望できます。また、古い調度品や池の鯉を眺めたりと、のんびりした時間を過ごすことが出来ますよ。

 

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