河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

論語-9


論語-9


『知者は惑わず』

子曰く、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れない。

「惑い」「憂え」「おそれ」は、すべて自己の確立がないところから生ずる。
孔子は、自己確立の内容を「知」「仁」「勇」においているのである。

 


『内に省みて疚しからずんば、それを何をか憂え、何をか懼れん。』

子曰く、自分の良心に恥じるところがなければ、何をクヨクヨし、何をビクビクすることがあろうか。

 

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懐かしき「昭和」-7


懐かしき「昭和」-7


昭和のトイレ

トイレって時代とともにスタイルが変わっていますよね。昭和の生活で思い出すのが頭上式タンクの水洗トイレ。天井近くに取り付けられたタンクに水が入っていて、流す時は電気の紐を引っ張るようにタンクの紐を引く仕組みになっていました。

 

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トイレットペーパーはロールでなく四角い紙。今の時代と比較するととてもトイレの中ってスペースが狭かったんですね。でもふと気になるのが子どもの頃はタンクの紐を引っ張るとき、しっかり手が届いていたのでしょうか。今思うとどうやって水を流していたのか記憶に残っていません。なぜ頭上にタンクが置かれていたのか、どうって水がタンクに溜まっていたのか、謎だらけの昭和のトイレです。

 

「八朔(はっさく)」


        七十二候「天地始粛」。
              夏の終わりの「八朔祭」

 

8月28日から七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」になります。天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまるという意味です。

また、8月30日は旧暦8月1日にあたる「八朔(はっさく)」。八朔とは「八月朔日(さくじつ/ついたち)」の略で、朔日とは1日、つまり8月1日をさしています。旧暦8月1日頃は、ちょうど稲穂が実り始める大切な時期だったので、豊作祈願の祭りを行うようになり、田の実りを願うので「田の実の節供」と呼ばれるようになりました。

 

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さらに「田の実」が「頼み」に転じ、八朔にはさまざまな贈答の風習も生まれ、農村では初穂を世話になっている人に贈る習わしがありました。京都・祇園では8月1日に芸妓や舞妓が盛装して芸事の師匠やお茶屋などにあいさつ回りをする風習が今も続いています。

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もともとの旧暦に近い9月上旬に「八朔祭」をする地方も、西日本を中心に多く残っています。熊本県山都町の八朔祭は有名です。福井の八朔祭りでは子孫繁栄も祈願します。八朔の祭りのひとつ「八朔相撲」は豊作を祈願する奉納相撲が始まり。ちびっこ相撲などもある人気の行事として、今も各地で開催されています。

超偽善番組


超偽善番組

 

24時間テレビ 「愛は地球を救う」』
                                                  ……1917.08.27の日記より……

 

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24時間テレビ 「愛は地球を救う」』という超偽善番組が、昨夜やっと終わったそうだ。昨日、自宅近くの「天然温泉御所の郷」という施設に行った処、今年も女子高生3名が「お願いします! お願いします!」声高に叫び、小学生の女の子が貯金箱から、なけなしのお小遣いを差し出していた。テレビ局に洗脳されているのを知らず、女子高生達も女の子も良いことをしていると勘違いしているのが可哀想でならなかった。

 

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チャリティ番組に出演している芸NO人達が、多額のギャラを得ているとは呆れ返るばかりだ。あのマドンナなどは無償でチャリティ活動に参加している姿を見て、日本の芸NO人達は恥ずかしくないのだろうか?来年こそは、この様な超偽善番組は止めるべきであるが、どうしても遣りたいのであれば以下の項目を守って貰いたいものだ。

1.出演者は全てノーギャラにする。それで、誰も来なければ日本テレビの社員で進行する。
2.日本テレビが番組中のCMで得た金額を公表し、全額寄付する。また日本テレビ及び系列局の社員が寄付した金額を公表する。
3.意味の無いマラソンなど取りやめ、障害者や被災者が負けずに頑張っているドキュメント番組を放映する。
等々、まだまだあるが考えるだけで腹立たしいのでこれ位にしておく。

小生、一度もこのクソ番組を見たことがないので、的外れがあればご容赦願いたい。
現状は、『24時間テレビ 「愚民の愛は日本テレビと芸NO人を救う」』である。
尚、写真及び記事は2年前のものです。今年(2019.08.25)は、会場で募金者にだけ配布していた「24時間テレビ 組み立て式募金箱」だけを貰ってきました。これは、ガキのお小遣いを巻き上げる道具なんでしょうねぇ。

 

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「あ庵」


手打ちそば 「あ庵」

 

愛媛県今治市玉川町の田園風景の中に佇む一軒家「あ庵」
今治市内から玉川ダムに向かう国道よりさらに田舎道にぽつんと平屋で構えている地元では有名なお蕎麦屋さんです。

 

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『こだわり厳選された素材の調和が生み出す、個性的で豊かな味と品質。石臼で挽いた蕎麦粉を丹精込めて手打ち、コシがありつるっとした喉越しの蕎麦をご提供しております。玉川町の自然の中で、四季折々の旬の味覚と一緒にお蕎麦をお楽しみください。』 とHPにありますが、 ご主人が毎朝打ち上げる香り高い手打ち蕎麦を頂ける名店。出汁にもこだわり、鰹節は熟成に2年もかけた枕崎産本枯節、昆布は北海道羅臼産の最高級昆布を使用しています。

 

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メニューは実に多彩で、自慢の蕎麦以外にもうどんや定食も愉しめます。そばもんじゃ、韃靼ピザ、鴨鍋などの季節限定のメニューも豊富。お得な昼の限定ランチも人気ですよ。「天ざる」Y1250- 「とろろ豆腐」Y500- 「韃靼ピザ」Y800- 美味しかったです。

 

安倍総理 硫黄島


安倍総理 硫黄島で土下座

 

平成25年(2013年)4月14日に安倍首相は硫黄島(いおうとう)の遺骨収集事業の視察のために、硫黄島を訪問している。

 

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もともと戦没者の遺骨収集は、第一次安倍政権の頃から安倍首相の強い意志で進められ、その後の麻生政権も引き継いだ。しかし、民主党政権になり、鳩山政権ではほぼストップ、次の管政権で多少進んだがパフォーマンスとの印象も拭ぬぐえなかった。

しかし安倍首相には全く違う印象を持つ。この硫黄島への訪問の際、自衛隊の空港の滑走路の下に遺骨が埋まっていることの説明を受けたとき、ごく自然に正座をしその下を見つめる姿がある。また、遺骨収集事業を大幅に見直し、「硫黄島に係る遺骨収集帰還推進に関する関係省庁会議」を新設。網羅的に遺骨収集を行うことを積極的に進めている。

安倍首相がこうした事をしていることは多少は知っていたが、YouTubeの「虎ノ門ニュース」で青山繁晴氏が深く解説してくれて、初めて詳細を知ることができた。それも大分前の話だが、それを聞いたとき、本当に心より感動した。しかも、マスコミは意図的としか思えないほどに、そうしたニュースを報じていない中である。これほどの活動を報じないマスコミもどうかしていると思うが、先人に対する尊敬の念を込めたこうした姿や活動は、安倍晋三氏の個人の情熱を感じずにはいられない。

 

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私は、日本の歴史を学びながら先人に対する尊敬を失わないように思っている。そう思うと、このような人が総理大臣でいることを本当に誇りに思える。歴史をしっかり見て、それを思い行動するという点において、安倍晋三首相の人柄と強い思いを感じる。歴史を直視し、それに学ぶことは決して過去を知ることではない。現在と未来を導く上で不可欠と思う。過去を否定しかしない人間に未来が描けるとは思えない。過去を尊重して初めて、未来を見出せると思う。その点において、安倍晋三氏は政治家が持つべき「国家間」であったり、「情熱」をしっかり持っていると感じる。私が安倍首相を信頼する大きな要因である。

もちろん政策について異論があるものも多いが、こうした日本人としての根本を大事にしている姿勢に対して、個人的には大いに応援したいし、それを通じて学びたいと思う。そして、安倍首相だけでなく同じ思いを持つ政治家もいるので、そうした人達を応援していきたいと思う。

 

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「処暑」


         暑さがやわらぐ「処暑」。
            子どもが主役の「地蔵盆

8月23日は二十四節気のひとつ「処暑」です。
暑さがやわらぐという意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。また、処暑の頃は台風が多く発生しやすい時期です。この時期の台風は「野分(のわき)」と呼ばれ、「枕草子」や「源氏物語」などにも記されています。

 

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また、七十二候では「綿柎開(わたのはなしべひらく)」になります。
綿の木は7月頃から花が咲き始め、花の後は蒴果(さくか)と呼ばれる実をつけます。その実がはじけて、綿を包むガクが開き始める頃という意味で、「柎」とは花のガクのことです。

 

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さて、地蔵菩薩の縁日である8月24日を中心に、子どもたちが主役の祭り「地蔵盆」が行われます。お地蔵様は子どもたちを地獄の鬼から救う守り神とされ、そのお地蔵様を子どもたちが供養する祭りです。特に、関西地方で盛んに行われており、町内ごとに行われる地蔵盆は、子どもたちにとっては夏休み最後の楽しいひと時です。