河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

論語-8


論語-8


『報酬の問題は二の次』

子曰く、君に事(つか)えては、その事を敬してその食を後にす。

「仕事が先か、報酬が先か」。この問題は、すでに孔子の時代からあったらしい。報酬を先にする門人たちもかなり多かったとみえて、孔子はそれを戒めているわけだ。

 

『人のせいにするな』

子曰く、躬自を厚くして、薄く人を責むれば、怨みに遠ざかる。

つとめて自分で責任をとり、人のせいにしない。こうすれば人間関係も気持ちよくいくだろう。

 

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硫黄島-2


平成天皇皇后両陛下の硫黄島慰霊祈願

先日「硫黄島で開かれた日米合同の慰霊式典」の写真をアップしました。今日は「硫黄島天皇陛下」の逸話について記してみたいと思います。

昭和天皇陛下が、硫黄島に慰霊祈願で行かれた時、そこ自体が墓だからと言い、靴を脱いで上陸されました。因みに同行の小沢一郎は普通に靴をはいていたそうです。遺骨収集が完了していない地下壕跡に入るときは、周りの案内役はそのまま足を踏み入れたのに、昭和天皇は靴を脱いで裸足になられたのです。この話は、青山繁晴氏が語っていました。

② 平成天皇陛下は、平成六年に硫黄島を訪問され、多くの犠牲者を出した箇所で慰霊祈願をされました。そして、飛行機で日本へ向かうとき、その慰霊祈願された場所から天に向かって火柱が走ったそうです。それは、天皇陛下が慰霊祈願された事への亡き御魂達の感謝を示すかのようだったというのです。

 

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硫黄島には、自衛隊が駐屯していますが、夜になると軍靴の足音と軍馬の足音が宿舎に聞こえるのだそうです。ですから宿舎の四隅には塩が置かれたそうです。しかし、それでも、夜中に行進する兵隊なんかは当り前で、中には夜な夜な水を求めて徘徊する黒焦げの兵隊の姿を見ることがあったんだと。 恐らく彼らの中では戦争はまだ終わって無かったんだと思われます。ところが、平成天皇陛下硫黄島を訪れ、慰霊祈願を捧げ、真心を手向けられたその夜から、それらの怪奇現象は全く無くなったというのです。陛下がお帰りになる時に、慰霊祈願した場所から天に向かって火柱が走ったのは、硫黄島に眠る戦没者二万千九百柱の御魂が機上の陛下をお見送りし、感謝の意を示めするかの ようであったというのです。

竹田恒泰氏も、「平成天皇皇后両陛下が硫黄島で拝礼をなさった。その時からそういった怪奇現象がぴたっと止まって以降、何も起きなくなった、と。僕は、同じ話を何人かから聞きましたよ。天皇の祈りって凄いのです。天皇の祈りは人を神にする力がある。怨霊だろうが浮遊霊だろうが、関係ない。一気に神にする力。天皇の祈りは本物なのですね。だから、硫黄島も両陛下がお出ましになった事で 3万の御柱は鎮められたのかな、慰められたのかな、という風に思います。」と語っておられます。

平成6年、平成天皇陛下皇后陛下硫黄島慰霊での御歌
精根を込め戦ひし人未だ地下に眠りて島は悲しき(天皇陛下
慰霊地は今安らかに水をたたふ如何ばかり君ら水を欲りけむ(皇后陛下

世界一豊かで、世界一治安がよく、世界一知性があり、世界一国際社会に貢献している ...天皇陛下がおわす、「世界一の国家 日本」を誇りに思います。

 

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日本の夏-2

日本の夏-2

 

「虫取り」「魚釣り」「金魚すくい」「西瓜」「ラムネ」「心太」「蚊取り線香」「風鈴」「線香花火」「虫かご」「夕焼けの浜辺」………。
最高の遊びであり、自分だけの道具であり、そしてご馳走でした。
今の子供達に、日本の伝統・文化の想い出が残されているかが心配です。

 

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日本各地の夏の風景-1


日本各地の夏の風景-1

 

春が過ぎて、梅雨が終わると、暑い夏がやってくる。毎年の事と言いながら、夏が来るたびに、「夏ってこんなに暑かった?」。それでも、その暑い夏だからこそのお楽しみや感動が目白押しなのもまた事実。海に山に、川に湖に。花火に祭りに縁日に。夏こそ、昔から続いている伝統的催し物や和の世界を感じられるものが沢山あるのですね。

 

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懐かしき「昭和」-6

懐かしき「昭和」-6


昭和の文化、暮らし、流行りなどすでに過去のものとして扱われているものが、ある瞬間に現代に蘇ってきます。そういえばそんなことあったっけ…と、ふと一人で子供時代を振り返る懐かしい景色について見ていきたいと思います。ちょっと個人的な思い出ですが、昭和生まれの人に懐かしんでいただくと、とても嬉しいです。

 

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硫黄島


アメリカの青年達よ。東洋には素晴らしい国がある。それは日本だ。」

硫黄島での戦いの時に第五艦隊司令長官としてアメリカ海軍を指揮したレイモンド・A・スプルーアンス海軍大将の言葉です。「アメリカの青年達よ。東洋には、素晴らしい国がある。それは日本だ。日本には君達が想像もつかない立派な青年がいる。ああいう青年がいたら、やがて日本は世界の盟主になるに違いない。奮起しろ!」

彼は戦後、この言葉を伝えるべく全米各地を公演して回りました。彼が、この様に日本の事を言う様になったのは、次の様なエピソードがあったからです。1ヶ月近く激戦を繰り広げ、多大な犠牲者を出して、アメリカ軍が硫黄島を占領した翌日のことです。岩山の穴の中から負傷した日本の陸軍少佐が、降伏の印のハンカチをもって出てきました。彼は、「司令官は居ないか。穴の中には、有能な30名の青年達が残っている。彼らを日本のため世界のために生かしてやりたい。私を殺して彼らを助けてやってくれ。」と言いました。少佐を引見したスプルーアンス大将が「貴官も部下達も助けてやろう」と言うと、彼は「サンキュー」と言って絶命しました。

その後、アメリカ軍は、青年達が残っている穴の中に煙草や缶詰を投げ入れたりして、残された青年達に穴から出てくるよう勧告をしますが、彼らはそれに応じず抵抗を続けました。数ヶ月間の抵抗の末、やがて何名かが餓死し、最後に残された者たちは手榴弾で自決して果てました。その爆発がした時に、スプルーアンス司令官が穴の所に飛んで行くと、穴の入り口に英語と日本語で書かれた手紙が置かれていました。

「閣下の私達に対する御親切な御厚意、誠に感謝感激に堪えません。閣下より戴きました煙草も肉の缶詰も皆で有り難く頂戴いたしました。お勧めによる降伏の儀は、日本武士道の習いとして応ずることが出来ません。もはや水もなく食もなければ、十三日午前四時を期して、全員自決して天国に参ります。終りに貴軍の武運長久を祈って筆を止めます。」                昭和二十年五月十三日 日本陸軍中尉 浅田真二

 

この逸話を初めて読んだ時は、思わず涙したことを鮮明に憶えている。武士道精神と騎士道精神の発露であり、相手を尊敬しながら「自国の為、自国民の為」に戦った姿は見事としか云いようが無い。サヨクの馬鹿共は、原爆投下を命じた大統領こそ糾弾し、現場の兵士達の「人道的行動」は讃えるべきであるが、奴等の単細胞では無理であろう。

硫黄島では、旧日本兵2万2000人が戦死。今だに1万3000人余りの遺骨がみつかっていない。写真は、硫黄島で開かれた日米合同の慰霊式典で慰霊碑前に掲げられた日の丸と星条旗。 (2014.03.19))

 

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日本の夏


日本の夏

 8月の和風月名は「葉月(はづき)」ですね。
旧暦では7月が秋の初めの初秋なので、8月といえばもう仲秋。それで葉の落ちる月で「葉落月(はおちづき)」、それが転じて「葉月」になったという説が有力です。

でも、現在ではギラギラの太陽が照りつける毎日ですから、今風に解釈するなら、日差しを避けて木陰を求めるから葉月・・・というほうがしっくりきますね。

 

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日本の夏風景を纏めてみました。
        『日本って、いいですねぇ。』

 

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