夏の風物詩-1
光と音の競演「花火」で納涼
このジメジメした空気を吹き飛ばすかのような夏の風物詩といえば「花火」。
花火大会は一年を通じて開催されていますが、8月は特に多い時期です。
なぜかというと、お盆の時期の花火には、霊を慰め無病息災を祈るという意味があり、また、暑い時期に涼しさを味わう「納涼」の意味もあるからです。夜空に色とりどりの花を咲かせる花火は、昔から日本人に愛されてきました。光の艶やかさ、音の迫力、数秒で消えていく潔いまでのはかなさが花火にはあり、それが日本人の美意識につながっているからでしょう。