「新嘗祭(にいなめさい)」
本日、11月23日は「勤労感謝の日」。
1948年(昭和23年)に「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として祝日に制定されました。
もともとは神様に新穀を供えて感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」の日で、人が新米を食べるのは、神様にお供えしてからだったそうです。「新嘗祭」は宮中祭事の中でも最も重要なものとされており、令和元年である昨年は、11月14日から15日にかけ、新天皇が一代に一度行われる大嘗祭(だいじょうさい)に臨まれました。
宮中だけでなく、新穀を神様に捧げることは広く行われており、各地に残る農耕儀礼にもそのなごりが見られます。「食」を重要視する日本の文化を感じますね。