春は花盛り「藤」「芝桜」
そろそろ藤や芝桜が見頃を迎えます。
藤の花は、マメ科のつる性落葉樹で、藤棚から長く垂れさがるうす紫色の花房は美しく、風に揺れる花房からは甘い香りが漂います。多くの園芸品種があり、現在では世界各地で植えられていますが、日本で「藤」といえば、通常は「野田藤(ノダフジ)」を指し、樹齢何百年といわれる藤の名所も多くあります。
芝桜は、北アメリカ原産の多年草。茎が横に這うように広がり、春には赤やピンク、白、紫などの小さな花を咲かせ、花の形が桜に似ているので「芝桜」と呼ばれます。
株いっぱいに花がつき、満開ともなると花のじゅうたんを敷き詰めたようになるので、色違いの花を組み合わせて花畑に絵を描いたり、グランドカバーとして土手などに植えたりと広く利用されています。
藤は、 愛媛県今治市大西町星浦甲23-1「星の浦海浜公園」で撮影。
芝桜は、 広島県世羅郡世羅町上津田 「花夢の里ロクタン」で撮影。