河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

大山祇神社-1

 

                   大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)-1

 

愛媛県今治市大三島町宮浦の「大山祇神社」へ行って来ました。

 

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大山祇神社は、日本総鎮守と呼ばれ、全国に一万社あまりの分社を持つ神社。その昔は水軍の武将たちの信仰も集め、大山祇神社の神紋「折敷に三文字」を河野水軍や来島村上水軍が家紋にしていました。

 

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境内中央には樹齢約2,600年の神木である大楠【知命御手植の楠(おちのみこと おてうえのくすのき)】が鎮座しており、言い伝えでは、息を止めて木の周りを3周すると願い事が叶うとも言われています。 また、神社内の楠群は日本最古の原始林社叢の楠群として、昭和26年に国の天然記念物に指定されています。

 

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御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の兄神、大山祇神(おおやまづみのかみ)で、クスの巨木に囲まれた境内は静かな神域です。2014年本屋大賞を受賞した和田竜氏の『村上海賊の娘』でも大山祇神社が出てきます。村上海賊も出陣する前には、この大山祇神社で神事を行っておったとの由ですが、その神事とは、たしか『村上海賊の娘』の中では、歌を詠んでいたとの記述があります。

 

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