河原文翠の日々是好日

降っても 照っても 日日是好日。泣いても笑っても 今日が一番いい日。

闘病記-1


闘病記-1


2月中旬から拙ブログを休ませて頂き、アクセスされた方々には申し訳ありませんでした。

実は体調不良(心臓)で、入院手術するハメに陥りました。通常の歩行でも息苦しく、かかり付けのクリニックを受診した処、脈拍が30しかなく心電図を解析するやいなや、近くの総合病院と相談し救急車で搬送されるに至りました。

到着した「吉野川医療センター」では、即入院し「ペースメーカー埋め込み手術」が必要と診断され、有無を言わさず病室に運ばれました。そこは4人部屋で、死にかけの爺3人が居ましたので、個室を希望しましたが「空きが無い」との理由で却下です。仕方なく我慢していましたが、布団が厚く重いのと室温が高いのには閉口しました。就寝後は、3人の爺の「いびき・寝言・咳・物を落とす音」などで一睡も出来ない地獄でした。

 

f:id:bkawahara:20200227165253j:plain

  

翌朝、1人の爺の連れ合いの婆が見舞いに来ましたが辺りを憚らずに大声で騒ぎまくりです。しかも婆の知り合いが見舞いに来るに至り、ボルテージが更に上がり「キャッ、キャッ」と大声で騒ぎ立てる始末です。優しい小生もブチ斬れ「五月蠅いっ、静かにしろっ。ココはテメエの家か? みんなの迷惑を考えろ」と怒鳴り付けた処静かになりました。その時、他の爺の所に来ていた看護師が、「大声を出すとお体に障りますよ」と言ってきたので、「この病院は、周りの迷惑を黙認するのか」と詰問した処、「申し訳ありません」と引き下がりました。
そして何と、40分後に「個室が空きました」と案内されたものです。

 

f:id:bkawahara:20200218141154j:plain

f:id:bkawahara:20200218141211j:plain

f:id:bkawahara:20200224072651j:plain

 

7階の個室は広々としており、洗面・トイレ・ロッカー完備で寛げました。ただ布団はこれしか無いとの由でしたが、冷房を充分に効かし熟睡する事が出来ました。ただ病院食は酷いもので、「刑務所でもこれよりは良いぞ」と言った処、可愛い看護師さんから「刑務所に行かれていたのですか?」と返され「いや、拘置所までです」と応えておきました。

 

f:id:bkawahara:20200219075605j:plain

f:id:bkawahara:20200219115954j:plain

 

埋め込み手術は、入院後4日目とのことでそれまでは24時間の点滴と心電図の貼り付けだけですが、動き難いのと退屈なのには閉口しました。家人に「青山繁晴氏の著作」を持って来させ読み返しに没頭しました。