河原撫子
カワラナデシコ(河原撫子)とは、ナデシコ科ナデシコ属の多年草。秋の七草の1つであるナデシコ(撫子)は本(変)種のことを指す。別名(異名)はナデシコ、ヤマトナデシコ。日本では本州以西四国、九州に広く分布するほか、沖縄諸島(久米島・渡名喜島)に少数が自生する。花弁は5枚で、先が糸状に細裂している。雄蕊は10本、雌蕊は花柱2本。色は、淡紅色が一般的だが、白色も多い。また、淡紅色と白色が混ざっている個体もある。
秋の七草の1つであることから分かるように観賞価値を認められた。栽培も行われ、特に江戸時代には変わり花の栽培が盛んで、古典園芸植物の一つともなっていた。薬用としても利用されており、開花期の全草を瞿麦(くばく)、種子を乾燥したものを瞿麦子(くばくし)と言い、利尿作用や通経作用がある
小生宅では、姓に因んで、カワハラナデコ(河原撫子)と呼び珍重し大事に育てている花です。また、サボテンも添付しておきます。